YAMAHA MS-100を買ったのは多分学生時代だけど、あの頃レジ前で叩き売りされてたビッグマフ、まとめ買いしておけば良かったわ。

先日、手持ちのEarthQuakerDevicesのペダルの感想(レビューだなんて口が裂けても言えない。日記とか感想の域を出ない備忘録である)を全部書き終え、時間があったのでまとめさえした
さてそうなってくると「果たして僕ァ持っているペダルについて全部日記に書いているんだろうか?」とふと気になってしまった。
調べてみると、ほとんどは書いているけれども書き漏らしているものもあるようなのでそういうのについてきちんと書いておこうと思った次第。


YAMAHA MS-100である。
100円均一で購入出来る折り畳み式のコンテナボックスにペダルを2、3個突っ込んでマスキングシールでラベルを貼って管理しているんだけれども、その中でもこれは一瞬「なんだっけこのMS-100ってのは」ってなるレベルで記憶にない。
いつ買ったのか記憶にないし使った記憶もない。物凄い勢いでペダルを買っていた時期があり(どれくらい、と説明しようと思ったのだが買う頻度自体は今と然程変わらず、何なら単価は上がっている事に気がついたので口を、というか筆を閉じておこうと思う)そういう時期に手に入れたうちの一つで、その後も「どうせ売ッ払っても二束三文だろう」と売りに出される事もなく今日まで僕の機材棚で眠っていたのだろう。使った記憶があるかと言われればボードに組み込んだりはしなかった気がするけれども、それこそ学生時代に大量にペダルを繋いで色々実験している時とかには繋いだ記憶があるようなないような。

簡単に言ってしまえばモード数が少ないBOSS LS-2であり、MS-100はAとBのループのミックスが出来ず、したがってAと原音ミックスとかも出来ない。ミックス機能を使わないのならこれで十分なんじゃないの、それぞれのループのゲイン調整も出来るしという感じだ。
ループAのジャックが筐体上面にあるのが何とも格好良い。
「MASTER SELECTOR」というネーミングも素敵だ。こういうものが出回っていた頃から比べれば今時のスイッチャーとか本当に技術の進歩が感じられる。スイッチャーこそ使っていないけど、所謂エフェクターとかエフェクトペダルといわれる機材の技術の進歩はこの20年の間に肌で感じてきた。「えっそんな事出来ちゃうの」とか「そんな良い音出ちゃうの」だとか、そういうショックを実体験として感じられたのは別に有意義とも思わないけれども20年以上楽器を弾いてきて面白かった事の一つだな、と思う。