昨年12月に亡くなった母の一周忌だった。
この1年間というもの、折に触れては母の事を思い出して泣きそうになってというのを繰り返してきたけれども(情緒が安定しない時なんてショッピングモールに行って母と同年代の女性を見るだけである日の母と近所のイ〇ンに一緒に行ったな、だなんて思い出して泣きそうになってしまっていた)母がいなくなってしまった実家に何度も足を運ぶうちに、母が亡くなってからも重ねてきた実家での時間、そして父や兄一家との新しい生活を垣間見る事で寂しさから目を逸らす事が少しずつ上手くなる事が出来た。
一周忌は叔父(母の弟)さん一家、叔母(父の妹)さん一家と舟橋一族で集まった。幼い頃は親戚や身内で集まる事の楽しさが理解出来なかったけれども、それぞれの人生や毎日を送りながらそれでも血縁で結ばれているが故にその途中で何度か顔を合わせる間柄の気楽さや親しみが僕にも実感出来るようになった。人生は色々経てからの方が面白いと感じる事が多い。
娘(次女)も沢山の人に抱っこして貰えてモテモテであった。
先日組み始めたバカデカペダルボードだが、完成していないというのに持ち上げた際の重さに(この重さをあちこち持ち運んで運用出来るのだろうか俺は)と一瞬不安になったので再検討。ペダルボードのサイズ的にはこれまで愛用していたPEDALTRAIN classicJRより体感で15cm程横に長くなっただけと然程変わらないのだが、いやいやそこにはしゃいでペダルを詰め込んでいくとその重さたるや途方もない事になるのだった。
というわけでちゃんと持ち運んで運用出来るようにPEDALTRAIN classicJRにFender ENGINEROOM LVL12を設置して使用する事にした。バカデカペダルボードはそれはそれで保管しておこう。いつか使う時もきっとあるはずだから(←この発想が妻には一番嫌われる)。
さて、パワーサプライを新調するにあたってどうして手持ちのPEDALTRAINを使わずにペダルボードごと新調したのかというと単純にPEDALTRAINではLVL12を裏側に据える事が出来なかったからだ。LVL12を裏側に設置するには構造的に金属パーツが必要(実際にVoodoo LABのパワーサプライ用の設置アクセサリーを流用してLVL12をPEDALTRAINの裏側に設置している人もいるようである)であり、そのままマジックテープか何かでポンとつけて付け替え自由!というような状態にしておきたかった僕からすると結構それは、ハードルが高い。ネジ止めして固定しないといけないっぽいし。
というわけで少し手を動かして問題を解決する事にした。マジックテープで設置するには接地面的に問題があったので、では接地面を増やしてやれば良いのではないかと思ったのである。
LVL12とぴったり同じサイズの板を作るために、作業用のガイドとして方眼紙でLVL12のサイズを採寸。ガイドを切り出す。
ガイドを使ってカラーボードを2枚、切り出してそれらを両面テープで張り合わせる事で適度な厚みのLVL12と同サイズの板が出来上がった。補強のために黒布テープを巻き付ける。この時板の厚みが変わらないように重ね張りをしないように気を付ける事。
板には丁度のサイズになるようにマジックテープの雌側を張り付けてやる。
左側のものがガイド用に切り出した方眼紙。いきなりカラーボードで切り出さなかった分、仕上がりが丁寧になった(気がする)。
板を強力両面テープ(ゴリラのイラストの、アレだ)でPEDALTRAIN裏側に接着。テープ自体に厚みがあるから実際に張り付けてみるまで影響が出ないか心配だったけれども、セーフ。強力両面テープは本当に強力だった。薄手のもので強力を謳う両面テープもあるようなので、場合によってはそちらを仕入れる必要があるかと思っていたのだけれども事足りて良かった。
「どうも、先日お手元に来たばかりのFender ENGINEROOM LVL12です」
マジックテープの雄側を張り付けてやる。いやそれにしても本当にデカいなこれは。
というわけで無事に設置完了。電源は前ッ面から差し込む形。
それにしても想像していた3倍くらいしっかり設置出来ている。
自重で外れる気配がない、ばかりか揺らぐ遊びさえない。
まるでPEDALTRAINと一体になったようだ。
というわけでpedalboard2024.11.30。
パワーサプライが裏側にいくだけで搭載出来るペダルの数がグンと増えた感がある。
今回は白線の内側用に組み直したので割とマシマシ、ゴチャッと組んで10個のペダルを載せる事が出来たけれども、BASS WARみたいな大きいペダルがなければもう1~2個増やせるんじゃないかな。
こうして冷静に振り返ると隙間もまだまだある。
LVL12の性能をフルに活かすために限界に挑戦ボードを組んでみたい、という気持ちになるくらいにははしゃいでるよ、今。