PEDALTRAIN導入しました。

僕は浮気者である。
いや、私生活の話ではない。妻以外の女性と親密になった事など結婚以降ただの一度もないし、恋愛面に関しては割と一途であると過去を振り返っても思う。叩いて埃が出ないわけではないけれど。
そうではなくて、今年に入って「最近ライブも練習も鈴木実貴子ズが多いから足元も随分と固定出来てきたので」という理由から、それまでの現場にペダルを持ち込んでから組み上げる方法から脱却、あろう事かペダルを固定するための下敷きを自作してスタジオに持ち込んでいたのだが、実はあれもすぐに飽きて、というか足元を組み替える度に下敷き板を自作せねばならない事に辟易して辞めてしまったのだった。
またエフェクターケースにペダルを詰め込んで、スタジオの床にずらりと並べる或いは現場入りしてからガムテープで固定する日々は戻ったのだが。

行きつけの中古ペダル屋さんがSNSで「ペダルトレインの中古の在庫有り」と発信しているのを見、いてもたってもいられなくなってしまった。
ペダルトレイン、便利そうだけど新品で買うには勇気がいるしナァ、結局使わなくなってもナァだなんて二の足を踏んではいたものの興味はあったのだ。
早速お店に見にいくと値段も手頃、しかも程度も悪くない。お馴染みの店員さんに話を聞くと「ペダルトレイン、良いですよ」との事。この値段なら失敗しても良かろうと判断、購入したのだった。

で、結論。
ペダルトレイン、滅茶苦茶便利!
僕みたいに頻繁に足元を組み替えたい人にこそお勧めしたい。その最たる特徴たるスノコ型が足元を入れ替えまくる人には有効な構造で、ほら平面で組むと余ったケーブルとかぐっちゃんぐちゃんになるじゃない。ペダルトレインならペダルを配置してパッチケーブルとかDCケーブルとかスノコの裏側から取り回せば綺麗にまとめる必要もなければ、平面だと有り得ないペダルをスペースを横切るような最短距離での配線も可能なのでストレスがない。あとそれによってペダル同士の距離を近付ける事で省スペース化に繋がる。そんな馬鹿な、と最初は思ったのだが意外や意外、ペダル一台分くらいは簡単にスペースを捻出出来てしまう。

アダプターからデイジーチェイン型のケーブルで分岐してペダルに電気を供給していたのだけど、これだとトラブルが起きやすい。というわけでこの機会にパワーサプライも導入してみた。勿論、スノコの裏側に結束バンドで固定している。パワーサプライを使うとなるとDCケーブルも試してみたいという事で、オヤイデ電機のものを購入、プリアンプと先頭のバッファ兼チューナーに使用してみたのだが成程、音がクリアになった気がする。
いやあ、ペダルの組み替えが容易なのが本当に想定外。一つ二つペダルを入れ替えるなら数分とかからずに入れ替えてしまえるし、作業も大変しやすい。正直もっと早く導入すれば良かったじゃん、とさえ思っている。
あ、意外と軽量。肩掛け用のストラップがついたソフトケースも付いてきたのでこれから持ち運んで色々試してみようと思っている。

2021_06_05_001

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