DUCT TAPEは全員ゴリゴリのバキバキでそこはかとなくマッチョイズムただようオルタナっぷりが素晴らしかった。音がデカい。楽器を持つ格好も様になって格好良い。
DAYTRIVEというコンクリート製の四角い箱の中でグワングワンに音を鳴らしていた。
はい、というわけで犬栓耳畜生で新栄DAYTRIVEに出演だった。
珍しく一組も共演者の中で顔見知りがいないという大変新鮮味ある日。いや、そりゃそういう日があって当たり前なんだけれどもどうしても顔見知りがいたり僕が知っている人がいなくてもそれぞれ活動を重ねているメンバーとバンドをやっている以上、誰かしら誰かの顔見知りだったりする日が多かったのだけれども。いやはや大変新鮮で、大変良い日となった。
共演バンドも音が大きくて格好良いバンドが多かったけれど、どうしてもこういう日は人見知りをしてしまってなかなか人と打ち解けて話す事が出来ない。その辺犬栓耳畜生のメンバーはコミュニケーション能力が高く、ガンガン人と話して仲良くなっていく。
僕は家庭のサムシングで失礼したけれども、メンバーはこの日の出演者で打ち上げまでキッチリ楽しんだようだ。素晴らしい。
劣等感を感じていてもしょうがない。この日の演奏の備忘録。
この日の犬栓耳畜生のコンダクト(指揮)はまりいちゃん。彼女はいつからかキッチリ構築したライブの設計図を持ってきて、それを骨組みに即興演奏を運用する事を選択しているけれども、今回のもまた難しくて。なかなか腹の中に落ちてこず演奏するのも苦労した。ようやく演奏出来る、レベルだと楽しくない、けれどもある程度の余裕と緊張感が良いバランス感覚で自分の中に両立出来ると途端に楽しく演奏出来る設計図。
何が面白いってスタジオで試した際は皆「難しい難しい」と言っていたのに本番での演奏が秀逸だった事だ。駆け引きと冷静と情熱の間。
次回のコンダクト(指揮)は僕だからなあ。どんなのにするかなあ。
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