BUJI ROCK FESTIVAL'10

ビビビビ×パイプカットマミヰズ共同企画「BUJI ROCK FESTIVAL’10」、終了。

名古屋からはペロリンズ (当初はt-rollinsでの出演予定だったけれども、めでたくここに復活!高木さんが鼻水撒き散らしながら熱演)、HELLOWORKS (あらゆる意味で名古屋最速。8曲くらいやったかなと思ったら12曲くらいやっていたらしい。ライブも実は12分で終わっていた)、水面あがる。 (アラジン君って本当にいつでも豹柄なのね。名城大学世民研のバンドは今まで幾つか観てきたけれども、こんなバンドもいるのか!)、パイプカットマミヰズ(ま、僕達ですよね)、太平洋不知火楽団 (FUJI ROCK FESTIVAL出演経験者の彼らがBUJI ROCK FESTIVALにも出演というのは個人的にニヤニヤしていた)ビビビビ (名古屋が誇る奇跡の3人。それにしてもパフュームはずるいよ・・・!)と突破力のある6バンドで挙行した。蓋を開けてみれば名古屋アンダーグラウンド、ハードコア(精神的に)の見本市みたいなイベントだった。主催バンドとしてもどれだけ混沌としたイベントになるか想像出来なかっただけに、とりあえずは怪我人もなく『BUJIに』イベントを終える事が出来て良かった。

イベントを主催する以上、運営、管理等あらゆる点に気をつかうのは勿論なれど、同時に誰よりも楽しむ姿勢を持つのも大事なんじゃないか、と漠然と考えている。なのでトップバッターのペロリンズから可能な限りステージ寄りで各バンド(どうしても出番直前はバタバタするので水面~は他のバンドに比べてゆっくり観る事が出来なかったが)の演奏を目に焼き付けるようにしていたのだけれども、これがまた本当に突破力のあるライブが繰り広げられているのだ。6バンド出演したのだけれども、お客さん疲れたんじゃないのかな。

パイプカットマミヰズ、今回は失踪したアサイカナコに変わって伊藤誠人先生をサポートメンバーに迎えての演奏。前夜の段階で不穏な動作をしていた先生のシンセサイザーが本番中にも誤作動を起こす等、ハプニングに見舞われたものの流石先生、誤作動さえも演出かのように平然と弾き倒していた。真後ろにああいうアヴァンギャルドな(鍵盤を足蹴にする、鍵盤を持ち上げて振り回す、鍵盤をなぎ倒す等しかねない人だ)人がいると少しだけ怖いんだけどね。

パイプカットマミヰズでのライブは何だかんだで2ヶ月ぶりぐらいだったのか。このバンド、集中力とフィジカルな部分が同時に要求されるからライブが終わった後に物凄く疲れるのだよなあ。フィジカルな部分だけで演奏するのはそれはそれで疲れるのだけれども、頭を使うバンドって新鮮である。無論、好きでやっているからこそではある。今回色々な反省点を感じたので次回までに色々研究してみようと思った。

そして、大方の予想を裏切らず荒れに荒れた打ち上げの話をしようか。

最初こそは太平洋~の大内君と「余力があったら大丸に行こうか」なんて会話が出来るくらい平和に飲んでいたものの、パイプカットマミヰズ(つまり、僕のバンドメンバーなのだ・・・)吉田ヒズムの飲酒量が増えるにつれて空気が慌しくなる。ざわめきだす。

気付いたら、こんな展開に。

続・我が逃走-CA391006001.JPG
2大怪獣、大激突。
「乾杯は・・・」
『杯を乾かすと書くッ!!』

パンツを引き裂いて大暴れする吉田君に対して闘争本能を燃え上がらせた大内君、完全にライブ中のテンションで吉田君に闘いを挑む!それまで暴虐の限りを尽くしていた吉田君もこの東京からの挑戦者に俄然闘争本能が刺激されたのか、不適な笑みを浮かべてそれに応える。

ビールが満たされたグラスを手に、にらみ合う二人。昭和怪獣映画のようだ。「サンダ対ガイラ」、そんな名作怪獣映画のタイトルが脳裏をよぎった。周囲が固唾を呑んで見守る中、先陣を切ったのは吉田君だった。

吉田「乾杯は・・・」

2人『杯を乾かすと書くッ!!

それを合図に一気する二人。

勝ったのは果たして・・・・!?

・・・・・・数時間後、そこには全裸になったまま机につっぷして眠る吉田君、椅子を並べて眠る大内君の姿があった。兵どもが、夢のあと。結局何度も挑みあった二人はそのまま意気投合、全裸になって大はしゃぎした挙句、ブッ潰れてしまったのであった。ちなみに一時期的にではあれど、他にも全裸の男性が何名も出現した事を付け加えておく。

僕?僕は勿論静かにコーラ飲んでましたよ、ええ。

修羅場後は朝一の高速バスで東京へ戻るという東京組を見送り、徒歩にて帰宅。始発が出る時分には自宅に到着する事が出来た。

今回の共同企画、色々な方が「楽しかった!」「面白かった!」と言って下さったし出演者してくれたバンドマンも「出れて良かった」と喜んでくれた。こういう声が主催側としては一番嬉しい。勿論運営的に反省点はあれど(個人的に今回は結構不甲斐なかった。イベントを主催するという事は色々と背負って調整する事でもある)、怪我人が出ずに終わったので問題無し。反省点名はこれからもイベントを主催する、し得るバンドとして今後に活かしていきます。

ビビビビとパイプカットマミヰズ共同企画でお送りした「BUJI ROCK FESTIVAL’10」、これにて『無事に』終幕!

コメント

  1. ジンヤ より:

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    コモリさんがキレーに寝てますね。

  2. 舟橋孝裕 より:

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    >ジンヤさん
    寝てたかな・・・。
    寝てたかも。