JONNYと関西に行ってきた。

25,26日とJONNYに同行して関西ツアーに行ってきた。

ざっくばらんに書いてみよう。

初日は2月の不完全ツアー でもお世話になった梅田HARDRAIN。そう久しぶりな気がしない。開場前に隣の焼き鳥屋のサービスタイムを利用し、4人で乾杯。この日の出番はトリ、最後である。一生懸命演奏した。曲のテンポが随分と早くなっていたようで(バンドが興奮状態に陥るライブだとたまに発生する。場合によっては演奏者本人達がそうなっている事に気がつかない場合すらある)、MCでその現象についてお客さんに説明しようと手を叩いたらその手拍子自体がもうグズグズだった。

終演後はJONNYを昔からご覧になっているH本さんと談笑。どうやらこのブログも読んでらっしゃるようで、有難い限りです!

打ち上げはジュエリービーンズというバンドと一緒に赤ちり亭 へ。

ジュエリービーンズというバンドは独特の呼吸というか、妙に中毒性のあるバイブスを放つバンドである。白塗りのバンドと共演するとは思っていなかっただけに大いに湧く。

で、彼らは打ち上げでも気が狂っていた。ドラムの加藤君は赤ちり亭名物のハバネロチキン(物凄く辛い。というか辛いというレベルを超越している。10分間近く苦悶する事になり、顔から出るものが全て出る)を一盛り上がりした後も黙々と食べていた。

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赤ちり亭にてハバネロチキンを食する3人。
この後皆顔から出るものを全部出しながら苦しむ事となった。

得難い出会いに感謝しつつ、カプセルホテルの温水プールに興奮してひとしきり泳ぐ。ライブで体を酷使した後は運動をしてほぐすのが良いだろう。なに、これでもスイミングスクール出の元水泳部(小学生時)である。

・・・疲れる。ボーッとつかっている篠田君の後ろをバシャバシャ泳いだのだが、ただ疲れただけだった。

カップラーメンを食べて就寝。

二日目、まずはfm GIG というインターネットラジオの収録をするために京都に向かう。

4人中2人しか話せない、という事でみおさんと何故か僕が出演、収録に臨む事となった。そもそも非常勤、行動をともにする事は多いといえどもサポートベーシストの僕がそれでいいのか。しかもJONNYの歴史とか知らず、何ならライブとかを観たりしているのもここ最近でそれで大丈夫か大丈夫か大丈夫か(以下略)

続・我が逃走
「自己紹介をお願いします」
「JONNYで唯今現在ベースを弾いているフナハシと申します」

思い返してみれば数年前に多治見のFM局がやっているインディーズバンド紹介番組に、前の前のバンドで出演したのだが、こういうシチュエーションで話をするのは久しぶりだ。過去の経験をすっかり忘れて「初めてラジオで喋る!」と勘違いしていた程だ。口の中は乾き、頭の中は様々な感情、単語が渦巻き、尻はモゾモゾし、足は震える。緊張感が漲っている。きっと顔も紅潮している事だろう。嗚呼。

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fmGIGの皆さんと

どうにかネットラジオ収録も終わり(4月末に放送されるようです。詳細はおってまた)、JONNY一行は一路神戸へ向かう。事故から成る高速道路渋滞等に苦しめられつつもどうにか神戸HELLUVA LOUNGEに到着。

こうしてバンドに現状3つ程関わっていて、面白い経験をする事も多いのだが、ツアーの楽しみといったらご当地の名産品と見知らぬライブハウスだろう。そういった観点ではここHELLUVA LOUNGEには大いに興奮させられた。床が、光るのである。

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誰かのアーティスト写真で見た床であった。

こういう特色のあるライブハウスは忘れ難い。そして経験上こういった場所、こういった日の演奏は良いに決まっている。会場で一悶着あったようなのだが、その空気にあてられてか闘争のような気持ちでライブをし、最後には文字通り闘争を繰り広げた。篠田君、強え。

沢山汗もかいたし、体もライブ後にバキバキになっていたのできっと恐らくは物凄くはしゃいでライブができたのではないか、と。

そうそう、神戸で忘れてはいけない。

会場すぐ近くの料理屋さんで食べた、この二日間最大の贅沢にして最高の料理、究極の美味にして至高の特産品がこれである。

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明石焼きに神戸牛のステーキ

これがもう本当に旨かった。最初はライブ直前だし節約を・・・等と思っていたのだがみおさんの「これは旅なんだぜ」という言葉に「確かに今日食べずにいつ食べるのだ」と思い直し決断。結果、食べて本当に良かった。旨いものを食べるのが良い演奏の次に重要な使命であるからして、この二日間でJONNYの非常勤ベーシストとして僕個人は大いに満足である。

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