Loveless Guitarの新作ベースを弾いてきた。

また間が空いてしまった。いけないいけない。

最近は10代のバンドマンのベースを明け方5時に調整したり、友達の家で男二人で鍋を食べたり(さし向いで鍋を食べるっていうのは、何か真剣勝負みたいで緊張感があって良かった)していた。つまり面白おかしく過ごしてるって事。資金が必要だから時期をみているやらねばならない事、時間が合わなかったりで先延ばしになってる会合等、諸々を頭の片隅に入れながら。to doをおざなりにしているわけではないけど、置き去りにはしつつ、ある。

だからどこかで切迫感があるんだなあ。

嫌いじゃないですけどね、この感じは。

で、20日は岐阜県のもうお馴染みLoveless Guitarpalitextdestroy 河本君と行ってきた。

Loveless Guitarの岡田さんから「新しいベースが出来上がったから是非弾いて欲しい」と連絡を貰って、多分丁度一か月くらいだろうか。「どんな音でも出る」新作ベースを名古屋の色々なベーシストに弾いて貰ってサウンドバリエーションの幅の広さを動画で紹介しようという企画、その第一弾として僕に声をかけて下さったのだ。

大役、である。

で、どうせならUstream配信もやろうという事でお手伝いで河本君にもついてきて貰ったというわけ。

お昼過ぎに出発したものの、道を間違えてしまい、あれは多分遠回りだったんだな、2時間近くかかった。

軽く打ち合わせをして、まずは本題の動画撮影。岡田さんのリクエストに応えつつ、コントロール部分をいじりながら弾いていく。

…しっかし俺、バリエーションないなあ。テクニカルだったり面白い事をベースでやれればデモ演奏にも起伏がついて面白いだろうに、僕ったら本当にベース単体で鳴らすのは苦手だ。単純に、下手糞なんだろう。

3人とも苦笑しちゃうような瞬間もありながら、どうにか動画撮影終了。腹ごしらえって事で3人でラーメン屋に。岡田さんお薦めのお店に行くも休業で、結局「男は黙って前を行け!」訪問。汁なし300gを頂いたのだけど、うん、丁度楽しんでお腹一杯になるレベル。にんにくも容赦なく入れたもんだから工房に戻った頃には3人ともすっかりにんにく臭くなっていた。

その後はUstream配信。楽器職人として活動されてきた岡田さんの“それ以前”、そして職人として楽器に思う事、岡田さんが思う初心者のための楽器選びのポイント等、充実した内容になったと思う。

アーカイヴもアップされているので(途中でマシントラブルで何度か配信が中断されたので動画が3つに分かれている。そして最初の岡田さんと僕の演奏が入力レベル過多によってただのノイズみたいになってるのは残念)是非ご覧下さい。

「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その1」

「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その2」

「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その3」

あと、僕によるLoveless Guitarの新作「Answer Bass」のデモ演奏第一弾もYoutubeにアップロードされています。稚拙な演奏ではありますが、Answer Bassのポテンシャルを伝えるべく頑張りました。是非ご覧下さい!

Loveless Guitar 「Answer Bass」試奏動画

この日、河本君も僕も楽器を岡田さんに調整して貰った。河本君が13年間愛用しているSGは彼自身驚く程弾きやすくなったそうだし、僕のロングホーンベースは見違えた。

ロングホーンベース、以前は出力も物凄く小さかったしノイズも相当酷かったんだけど、どうやらポットの故障か何かなのか内部パーツを交換して貰ったらびっくりする程出力が大きくなった。あと脆弱なリップスティックピックアップも2つをハムバッキング接続で鳴らすようにして貰った。

SBVとかと比べるとパンチにはかけるものの、十分に実戦で使える楽器になったと思う。

いつかライブに持ち出してみようっと。やっぱりこの見た目は捨て難い。

続・我が逃走
この嬉しそうな顔!

岡田さん、本当に有難うございました。

新作ベースの試奏、まっ先に声をかけて頂けて光栄です。

そしてAnswer Bass、本当に良いベース。一本しか存在しないので気になる方は工房へチェックしに行ってみて下さい。音の量感良し、粒立ち良し、ネックの握り良し、ボディバランス良しと素晴らしい一本です。

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