「たのしい平日」一回目

ここ最近は夜通しスタジオだったり仕事の関係で弾くベースの練習だったりでブログ更新にまとまった時間を充てる事が出来なかった。もうすぐJONNYで東京に向かって出発するのだけど、集合時間までの暫時にブログ更新。
こういう時間を使って書いておかねば書く事ばかり溜まっていくぞ!
忙しいってわけではないのだろうけど、単純にきっと時間の使い方が下手なんだろうな。変にキュンキュンに予定をm、それこそ分単位とかで詰め込まない性分のお陰でストレスだけは溜まらないのだけど。

3月14日は孤独部ワークショップ「たのしい平日」をspazio ritaで開催。開催、って表現からもわかるように僕は運営側。本質的にかしやましげみつのみが正式所属するえんげきユニット「孤独部」であるが、どういう事かというと舟橋、今年から孤独部の音楽部門の責任者として諸々かしやま君の傍で手伝ったりニヤニヤしたり一緒に楽しく活動をしている、というわけ。改めてお知らせする機会もあると思うのだけれども、孤独部は一つの目標のために一時的にかしやま君と僕と宣伝美術担当の吉村桜子さんの3人で行動している。ソロユニットでその都度サポートメンバーを召集していたかしやま君からすれば初の「正式メンバー」的なもののよう。
如何せんワークショップという活動に参加するのが他ジャンル含めても始めてだったので僕はこの日は手探り感が凄かったのだけど、逆にそれでワークショップっていうものについて知る良い機会になったかと思う。

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この日はバンドマンが僕を含めて5人、そして一般公募により集まった参加者が14人、かしやま君と吉村さんの2人の合計21人でワークショップを行う事となった。それだけの人数で一体どうなるのか、何をやるのか、と事前説明は受けていたのだけれども、いざ蓋を開けると演劇演劇したワークショップではなくて、日常生活の中の何気ない瞬間っていうのを改めてまじまじと見つめるような、そんなワークショップとなった。
名前、っていうものの重要性、コミュニケーションに於ける名前の潤滑剤的な側面に迫る名前ゲームから、歩くという行為を改めて見つめる歩くゲーム、そしてritaの中にそれぞれの記憶の断片を集めて学校教室を再構築、それを共有してみる試み等、閉塞的な専門性というものはそこにはなかった。
その感じってかしやま君の書くえんげき作品の手触りと共通のものがあって「成程」と思った次第。

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この日持ち込んだペダル達。
音楽がこのワークショップに交わる意義っていうものを自分なりに考えて一般的にベースギターっていう楽器から連想されるような音の範疇を飛び越え得るような準備をしていったのだけれども、肝心の僕がゲームに夢中になってしまいほとんど演奏した記憶がない。歩くっていう行為にリズムをつけてみたり、情感を増す様な演奏をするはず、だったのだけれども。まあ、他の演奏陣がワークショップの内容とも良い具合にアンサンブルしていたからこその行為でもあったので僕としては大満足。ritaの音の反響の仕方が面白くて、あそこで大音量で演奏してみたくなった。
人がトランス状態に陥るメカニズム、っていうのが眼前で段階を負って繰り広げられていく様は「おおおっ」と簡単の声をあげてしまった。

「たのしい平日」は全部で3回。あと2回残っている。
一回目の結果、中身を叩き台に3人でより良い二回目にしていこうと思っている。やっとワークショップというものがなんたるか、っていうのもわかった気がするし。
さて、準備して東京へ向かいます。

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