「とりあえずスタジオ入ろうか」を久しぶりに。


演劇活動を通して、というか樫山君の孤独部での活動を通じて知り合った友人、西杢比野さんからある日久しぶりに連絡があった。
聞くと、彼女の友人が色々と思い悩んでいらっしゃるとの事で気分転換に一緒にスタジオに入らないかという事だった。友人氏はやはり演劇をやってらっしゃる方で、そして同時にバンドでベースも弾いていらっしゃるとの事。故に僕に声がかかったという次第だった。西杢比野さんから「舟橋君はベース、友人氏もベース。私は踊ろうと思います」と何とも楽し気なお誘いだったので快諾したものの、なかなか日程の調整がつかず何だかんだ声をかけて貰ってから実現までたっぷり一か月はかかってしまった。
偶然その前夜にサウナに向かう道すがら樫山君に「明日こういうスタジオがあるんだよね」と話したら柄にもなく(?)「いいなあ楽しそうですねえ」だなんて言うもんだから彼にもありったけの楽器を持ってスタジオに来て貰った。ギターも弾けるしノイズマシンも操るんだよね、樫山君。

何だかんだで西杢比野さんとも久しぶりに会うのであった。
いざスタジオに入ったものの、ベース2本とギター(主に樫山君はギターだった)とダンスでどんな感じになるんだろうか、と想像もつかなかったが、やってみるとこれがなかなか面白い。ツインベースの経験は人生で何度かあるけれども、やはり興味深いアンサンブルであった。途中から西杢比野さんが樫山君の持ってきたノイズマシンにスイッチ。これもまた、良し。

はじめましての方とお会いするのも久しぶりの経験だったけれども、お話しやすい方でホッとした。
やっぱり何でもやってみないといけませんな。