きっちり僕もインフルエンザに罹患した。

娘がインフルエンザA型発症した、と先日の日記に書いた。
診断確定の前後からマスクをして、万が一の状態には備えていたのだがどうもきっちり貰ってしまっていたらしく、先日僕も発熱。インフルエンザに罹患したのであった。
ようやく症状も落ち着いて体力も戻ってきたので日記に書いておく。
いやーきつかった。

娘がインフルエンザ罹患が確定し、それからはますます入念にマスクをし手洗いうがいをしていたものの、空気の乾燥か喉を痛めたかな?という違和感を感じたのが確か月曜夜。火曜の日中には喉の痛みが少しずつ出てきており、夜に薬局へ行き喉スプレー等買い込んで対策をしたものの唾を飲み込むと痛い、という程度には喉を痛めてしまっていた。
早いうちにこの状況をどうにかしたいなと思ったのと喉風邪みたいになって免疫が落ちたらともすれば流行しているインフルエンザを貰いかねないぞ、と水曜の仕事後に職場近くの病院に駆け込んだのであった。
先生、喉を見るなり
「風邪、引いちゃいましたかね!?」
「やはり風邪ですか」
「風邪ですね。変な病気じゃなさそうですよこれは」
「あ、じゃあ今後熱上がったりとかそういうのはなさそうですかこれ。一応今のところ検温をこまめにしているのですが平熱続きで」
「出ません出ません、大丈夫でしょう!もしスコーーンと出たらうちの発熱外来、来てください!あっはっは!」
「あっはっは!!」
陽気な先生で僕も滅茶苦茶に安心したのであった。

安心し過ぎたのか、病院から自宅へ帰り道、どうにもドッと疲れが出、気怠い感じに。
帰りの地下鉄でも居眠りするというか立っていられない感じ。不調を感じたので自宅に帰るなり検温をしたところ、まさかの38.4。
そう、いきなりドカンと発熱したのであった。喉の痛みは喉を痛めたのではなくてインフルエンザの前兆だったと思われる。

早速、娘の面倒をみて下さっている義母のところへ行っている妻に連絡。
妻の実家には引き続きの負担をかけてしまう事になるが妻と娘は妻実家に宿泊する事に。
舟橋は翌日、朝一番で検査を受けるべく病院に行く事に。幸いこの日は娘の保育園で遠足の予定が入っていたので休みを申請してあったものの、どうするどうなる舟橋の体。
で、やはり一番しんどいのはこの夜であった。インフルエンザの発熱はどうも精神的にくるものがある。
思考力を奪うというか、どうも発想がネガティヴな方向へ行きがちである。そして寝入ったとしても熱でうなされる。目が覚めて時計を見ても一時間も経っていなかったりする。この夜の12時間は、ここ最近で一番長い12時間であった。そしてもっとも気が参った12時間であった。妻と娘がいなくて良かった。いたら途方もなく甘えるか、迷惑をかけていたに違いない。

翌朝、最寄りのクリニックが休診日だったので実家近くの、かかりつけに車で向かう。カロナールを飲んだら症状が一時的に楽になったのでその隙を狙って向かった。ずっとお世話になっている先生曰く、検査をしてもこのタイミングだと陰性になる可能性が高いがまず間違いなく臨床的にみてインフルエンザであるとみて良いだろう、との事。
タミフル等々を処方して貰い、帰宅。

これ以降、タミフルの効果を実感する事になる。
タミフルを飲む→寝る→物凄い寝汗をかいて起床→検温→熱下がり傾向というのを3周程して、平熱に戻った。倦怠感と食欲不振はそれぞれ僅かながら残っていたが、やはり発熱が収まるだけで随分と楽になる。寝て起きて、を繰り返すうちに倦怠感と食欲不振も解消されていくのを感じた。

職場や、あとは丁度今週バンドのレコーディング作業等々入っていたので関係各位に迷惑をかけてしまった。
勿論、家族にも負担や心配をかけてしまった。反省。
それ以外でいえば、実際に自分の体がウイルスによって影響を受けたところから回復の過程を辿っていく様を実感出来るのは貴重かつ有意義な経験であった。骨の髄まで休むとはこういう事だと言わんばかりに休んだしね。


インフルエンザ闘病(?)中に心に残っている食事。
冷凍食品のきつねうどんがこんなに胃に染みるだなんて!!