ナトリネのレコーディングに参加した話

29日、日付的には30日か、夜勤後ナトリネのレコーディング@246NAGOYA。

車で夜勤先まで迎えに来てくれた二人。風呂にバババッと入って汗を流してコンビニでバジルソースの冷製パスタを胃に入れて(この時ズボンにソースをこぼしてバジルソースの匂いに包まれながらのレコーディングセッション)スタジオへ。

現在制作中のナトリネのアルバムは曲毎にベース奏者が違うという、色々なサポートベースを迎えてライブ活動を重ねてきたナトリネらしい作品。僕も有り難くも一曲弾かせて頂く事に。
他の参加者との差別化を図った肩書き面白いだろう、という僕の思惑と様々なベース推しの音源にしたいというナトリネ側の思惑が合致した結果、随分と思い通りにやらせて貰った。


ベースギターはSBV550改、使用アンプはスタジオ常設のHartke。DIはエンジニアを務めて下さった高木氏(246NAGOYA)お気に入りのアヴァロンU5。アンプヘッドはよく触っていたモデルだったので特に苦労せず、DIはイコライザー等搭載しているがしばし弄った結果イコライザーはバイパスした方が好みだったのでスイッチはオフ。


別室にキャビを設置、この後にオフ気味のマイクも追加されてマイク、オフ気味のマイク、素のライン(アンプに入力される信号にはサンズアンプがカマしてある)の計3回線を確保。
好み的にはオフ気味のマイクの音が一番好みだった。オンのマイクの録り音はスピーカーを通して聴くとちょっと下品過ぎるかな、とも思ったので。尤もそこが良いんだがな、サンズアンプ!


今回は愛用のサンズアンプを全編にかけた。オルガナイザーはエフェクティヴなセクションでオン、オクターブ上と下のふりきった設定のものを2パターンをリアンプ方式で素のライン音にかけたものをミックスルーム側で録音。
愛用のファズ、ビッグマフは曲のほぼ全箇所でかけっぱなし。
今回の個人的な思い入れはこれで、色を出すという観点からも一聴して僕だとわかるように思いきった設定にしてみた。
これまた素の音にビッグマフ→サンズアンプとかけてミックスルームで録音。
このビッグマフの音とアンプからの録り音、ライン信号が確保してあればミックス時にも随分と融通が効くのではないかという事で今回は敢えてビッグマフをリアンプ方式でかけた。演奏時の録り音の段階でかけてしまうより遥かにミックスの幅を設ける事が出来たはず。
ただ、ベースだけで結構トラック数を使ってしまう。いやあ、便利な時代になりましたなあ!

思い通りに理想系のファズベース追求をやらせてくれたナトリネ、そしてノリノリで協力して下さっただけでなくベーシストとしての見地からも意見を下さった高木氏、本当に有難うございました。

ラフミックスの段階で良い感じになっていたので本ミックスが楽しみだ。

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