バンドを初めて10年程経つけれどもやっと曲を書いた話。

仕事後、マウンテンバイクに飛び乗って本気で漕ぐ。
新栄トワイライトの宣伝で栄のスタジオから配信されているweb番組に出演してきたのだけれども、いやはや、やっぱり宣伝活動というのは苦手である。これではいかんな、と思いながらいざお話しようとなるとうまく話せない。随分と樫山君に助けて貰った。

帰宅後、スタジオ。
楽器と諸々ひっつかんで急いでスタジオへ向かう。今日のスタジオ練習は犬栓耳畜生の練習である。
毎回ライブの指揮をとる人間が変わる犬栓耳畜生、4月のライブは僕がコンダクトをとる事になっており、今まで色々な方法で演奏に臨んできたわけなのだが即興要素が強かった過去の演奏より一転、ちょっくらちゃんと曲を作って演奏してみるか、と舟橋は思い立ったのであった。
だけれども適度に自由さを残して...と考えた結果楽譜は次のように。

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笑っちゃう程安易で直接的な楽譜であるけれども、演奏してみた結果思っていた以上にそれに期待する役割と果たしてくれたと思う。勿論演奏者(この場合はバンドメンバー)の理解力と対応力、何より表現に対する好奇心がその演奏に対して果たした役割は大変大きく、それ抜きで語れるものではない。
にしても、暗いリビングで一人あれやこれや想像して紙に書き付けた「妄想」が演奏家達によって「音楽」になった瞬間は人生で初めて曲を書き、それを人と一緒に演奏する事となった僕からすると大変な感動と興奮をもたらした。大変健やかで、健全な表現欲求に溢れた瞬間だった。一部の人間が作曲活動に自己実現を見出すのも理解出来ようというものだ。

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大変興味深い人達と音楽をやっているんだな、と再認識。
4月29日の犬栓耳畜生での演奏が、そして今後このバンドでどんな演奏を重ねていけるか楽しみです。

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