白線の内側で名古屋初ライブを終えました。

昨夜は白線の内側での加入後名古屋初ライブ@新栄CLUB ROCK’N’ROLLだった。

仕事後そのままリハーサル抜きで急いで駈けつけて、といくつもりが普段はお昼からの出勤がまさかの朝から勤務で仕事を終えたのが夕方、こいつぁ有難えやと随分と時間に余裕を持って新栄へ向かう事が出来た。
残念ながらリハーサルは間に合わなかったものの、エフェクターも余裕を持って準備出来たしメンバーとセットリストについて話も出来たし(白線の内側はメンバー皆が挑戦に対して意欲的で、この日も前夜何となく合わせた曲を演奏するかどうか当日決めようとなっていた。結果的に演奏した。挑戦というのは演奏に集中力を要求するけれども結果的にプラスになる事の方が多い)、共演者の演奏もしっかりと拝見する事が出来た。

普段なかなかライブハウスに遊びに行く事が出来ない(こればっかりは仕事と財政状況的にしょうがない)だけにせめて自分の共演バンドくらいは最前列でなくとも(そう、それこそモニター越しであっても)拝見したい、と思っている。
個人的な考えであるが共演者のライブを観る事というのは少なくとも観られる側からすれば嬉しい事だとは思うのだけれども、マストではないと考えている。出番前に楽屋で静かに静かに集中力を高める時間が必要なバンドマンがいる事もわかっているし、集中力の高め方は人それぞれだ。人の演奏を観る事で集中力が乱れる事もあるだろう、良い演奏をしにライブハウスに来ているのに集中力を欠くような事をするべきではないのだ、決して。こういう考え方をする僕は、出番前は時間に余裕があっても楽屋で緊張を噛み締める事の方が多い。そうやって集中力を高めている。これは屈伸のようなもので準備運動のようなものだ。
でもだからこそ観たい。余裕がある間は、演奏時間が迫って来る前は無心に共演者の演奏を観たい聴きたい、と思う。

だから嬉しかったね、開演時間から会場にいられる平日の演奏前の時間、これが嬉しかったね。
共演のパンのみみ、良かったなあ。出番前の楽屋で、フロアから聴こえてくる音、モニター越しの映像での鑑賞が拝見した時間の半分くらいではあったけれども、それでも十分に良いバンドだってわかるんだもんそりゃあ絶対に良いバンドだよ。
自分の出番前のバンドが良いとやる気になる。いや普段からやる気なんだけれども、普段では出てこない部分からやる気が出てくる。負けん気、である。静かにそいつをいなして、楽器の準備をした。

加入後二回目の演奏だったけれども変に気負いはしなかった。
あれもこれも、と思うのはまだ違う。バンドの中で「とりあえず」こうなのかな、と思った自分の役割を堅実に守るような心持で、でもそこから隙さえあればブッ殺すぞ、という気持ちもあった。新しい場所、新しい事で挑戦が許されると楽しくて楽しくてありのままにいようと思うのだけど、でも丹念に丁寧に楽しみたくて少しずつ、その時やっている事をしゃぶり尽くしてから次を楽しもうと思う感じ、とでもいえば良いのか。何にしても酷く健全な楽しみ方をこのバンドでしている、と思う。
他の皆?元々このバンドをやってた3人は皆それぞれユニークな考え方をする人達だからどう考えているのかわからないけれども、うん、一緒にやっていて違和感を感じてるって事は全くないと思う。
白線の内側、これからも挑戦していこうと思います。
演奏を構築する事、その場で練り上げていく事というのをこのバンドに限らず最近考えているなあ。これは去年くらいから、ずっと。かな。

2016_04_21_001
終演後にパンのみみのむとうさんと。
友人と激烈に似ていて白線の内側一同驚愕でした。
そして最近自分が映った写真を見る度に思うんだけど俺、太ったよね。やっぱり、太ったよね。
痩せにゃあ。

コメント