SNS等を見ていて分断された思想について強く感じた事がある。
「相反する意見は、どちらか側に立った瞬間にそちら側がもっともらしく思える、思えるように主張されており『あ、フェアじゃないな』と感じた瞬間に自分みたいな人間は萎えてしまう」事。
「反対意見を揶揄する事は僕にはとても理知的な行為とは思えない」事。
何はともあれ、僕は自分の考えに則って新型コロナウイルスのワクチン(ファイザー)を接種した。
実家近くのクリニックで一度目を摂取した時は、翌日に腕が痛くて(昔、男の学友同士でやった肩パンの痛みに似ている)一定の高さ以上まで上がらなかった程度で済んだが同じクリニックで二度目の接種を済ませたこの週末は本当に予定を空けていて良かったな、と思った。
接種したのが金曜の18時半頃。翌日の12時半頃までは何事もなかったのだが風呂に入った辺りから倦怠感を感じるようになり、発熱。発熱自体は大した事はなく、それこそ微熱程度であったのだが関節が痛むのと倦怠感によって気持ちが萎えてしまった事により、一気に色々とやる気がなくなってしまったのであった。
家族に迷惑はかけたが正直言ってもっと副反応が出ると思っていたので予定も入れておらず、妻が気を利かせて娘を連れて家を出てくれたので思う存分副反応と向き合う=ひたすらに休む事が出来たのであった。妻に感謝。
あと助かったのがカロナールね。
僕も妻も気圧の変化に伴う頭痛持ちなので有事の際には服用するようにカロナールが自宅に用意してあるのだけれども、副反応の気配を感じた辺りからカロナールを服用する事で随分と症状を抑える事が出来たのではないかと思う。いやこの飲み方が正しいのかどうかはわからないけれども。
実際にワクチン接種をして頂いたクリニックでも自費で購入するようにカロナールを窓口で販売していたのでワクチンの副反応にカロナールは有用なのだろうと思った。
カロナールは効き方が優しくて、何だか良い。
副反応も日曜の夕方にはストンと落ち着き、それこそ昼寝から目が覚めたら「あ、終わったなこりゃ」とわかるくらい体も気持ちも軽くなっており、あの地味な爽快さったらなかった。毎回感じるけれども体の不調から平常運転に戻った時のウキウキ感が好きだ。
コロナウイルスの抗体が体内に出来たとしても、感染症対策はバッチリしていこうと思いつつ、やはり以前と比べて少しは安心感を感じるのであった。