実戰女学圓

先日、首都高速を移動中の事である。
JONNYというバンドのサポートベース奏者として彼らの東京ツアーに同行していた僕は、長距離移動と普段の生活時間から外れた起床時間からくる倦怠感をそこはかとなく感じながら助手席におさまっていた。
後部座席からギタリストの篠田尚希君が声をかけた。
「実践女学園だって」
その、妙に耳に残る校名、異口同音を連想しやすい語感が非常に印象的かつ刺激的で、僕達は「ジッセンジョガクエン」に関するとりとめのない妄想を口にしたりしていた。

「実戰女学圓」。
文部省と大日本帝国軍が共同出資の元、日本海の孤島に設立した全寮制の女子校である。
前大戦時に或る学者が発見、提唱したアポトーシス理論、「Y染色体が有する破壊運動エネルギーとその運用。Y染色体所有者の性質とそれからのフィードバック」を主軸として開発された軍事兵器操縦者育成のために全国から集められた個性豊かな女子高生達の日々とは。

そんなラジオドラマの企画が固まりつつある。
有能にして趣味的、多才であり拘りの塊のような面子で「実戰女学圓制作委員会」が設立されたのが今夜の話。

愛してやまない『機動警察パトレイバー』の制作集団ヘッドギアも、元は喫茶店にて趣味的になされていたアニメーションの企画を端を発するという。そういう作業と創作活動をしてみたかっただけに、今回のこの機会には大いに興奮させられた。

コメント

  1. 酒井 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    俺もよくやるよ

    体長17メートルのマグロ

    とかね
    竜飛岬では魚辺に超と書いてドグロと呼ばれ、万が一うちあがると
    村中の人がタッパーを持って港に集まって来る
    そして捌き始めると、胃袋から古タイヤやゴムボート、スナックの看板とか出てくる……

    なんてね

    実戦女学園
    映画化して欲しいな
    ドキュメンタリータッチで

    長文すまんね