『死霊のはらわた(1981)』を観た。

翌日から連休という事で、はしゃいでいた。
娘の就寝時間によっては(有難い事に、娘は自分が起きている間に僕が家を空ける事を嫌がる)『ゴールデンカムイ』のレイトショーに出掛けようかとも思っていた。幸い、疲れていたのか娘は消灯して間もなくスヤスヤと寝息を立て始めたのだが、映画館に到着する頃には上映開始間近というギリギリの時間になりそうだったので『ゴールデンカムイ』はまた後日に。
代わりに、ではないが自宅ではしゃぐ事にした。
平日はある程度ダイエットを意識しているのだが週末とかは、まあ少しは自分に甘くなりがちだわね。同様にこんな夜も無礼講だ。近所のコンビニまで出掛けてお菓子と飲み物を買い込んで、自室にて映画鑑賞に興じる事にした。


『死霊のはらわた(1981)』である。
サム・ライミ監督初の長編監督作品であり、後にスパイダーマン3部作を監督するサム・ライミ監督の出世作。そしてホラー映画史上にその名を刻む作品である。にも関わらず未見だったのは単純に気が向かなかったから。監督ごめんなさい!
86分とサクッと観られる長さだしストーリーも『若者5人が山奥の山小屋で休暇を過ごしに行くと床下から変な本(=死者の書)とカセットテープレコーダーを発見。テープを再生したところ呪文が読み上げられてしまい森の死霊が甦って…』という非常にシンプルなもの。
時代が時代なので特殊効果も現在の感覚からすると非常にノスタルジックだし、サム・ライミ監督とブルース・キャンベル(主演俳優)が身内等に出資を頼んで製作費をかき集めて一生懸命撮った作品なのでところどころ手作り感満載。にも関わらずカメラワークや創意工夫を凝らしたグロ描写に作り手達の熱気さえ感じる。観て良かった!

あとブルース・キャンベルが長身のハンサムなんだけれども個性的な顔(どちらかというと縦長の顔にギョロついた目)で凄く好きになった。後に大作を撮るようになった後も自身の監督作品には「ブルース・キャンベルを主演に」と推すようになったサム・ライミ監督とブルース・キャンベルはきっと「俺達この作品で世に出ようぜ!」とともに熱意を燃やし上げた盟友の仲に違いない。
2人の現在の活躍を鑑みても、これが第一歩だったと思うと感慨深い作品である。
確かに『スパイダーマン2』とか完全にホラー映画な描写、あったもんな。
特殊効果は手作り感満点のアナログなんだけれども、それであるが故に強烈に感じる生々しさと気色悪さがある。
子どもの頃に見たら後々悪夢に見るかもしれなかった。
続編、リブートと続いていくようなので全部追っかけようと思った。