世の中では有給等を用いて連休を引っ付けて12連休!だなんて荒業を使う方もいらっしゃるそうだが、拙宅の連休は妻、僕ともにカレンダー通りである。3連休の後、数日間仕事してまた連休。連休と連休の間の仕事だなんて気持ち的にはほとんど休みみたいなものなので、小学校自分の土曜日の半日授業みたいなものだ。ウキウキしながら仕事してたらあっという間に終わってしまう。
というわけでゴールデンウィーク前哨戦、という事で3連休である。
初日である27日(土)は岐阜羽島のコストコにて大量買いして実家に持ち込んで皆で食らった。
2日目である28日(日)は連休らしい遠出かつアクティビティを、と検討した結果、岐阜県は養老に行く事になった。
養老天命反転地に行くか養老ランドに行くか、それとも養老の滝を臨むか。色々選択肢はあるものの、まあ行ってみて決めれば良いかという事に。
いざ到着して養老ランドの駐車場に車を停め(1回300円)、致命的な事に気がついた。
財布の中に現金がほとんどない。僕も妻も普段は割とPayPayやクレジットカードをメインで使うようにしているので(ポイントが何もつかない現金支払いは負けた感さえ感じる)現金を持ち歩く習慣がないのだが、養老一帯では養老天命反転地を除いてほとんどが現金での支払いにしか対応していないのであった。
地図アプリで調べたところ、最寄りのATMまで結構距離がある。この日はこの春でも珍しく猛暑日と言われており、事実半袖で歩いている人がほとんどである。暑い中、妻と娘を巻き込む事はない。片道約2km、テクテク歩けば片道20分程度だろうか。
単身向かう事にした。
歩きなれない県道を歩いてコンビニに向かう。先程車で通過した場所を歩いて戻っていくのは何とも無常感が漂うが、折角の連休なのでこれもまた一興と無心で歩く。結局、往路は30分くらいかかってしまった。
復路は知った道なので往路よりも随分と気が楽だ。歩きながら妻に電話すると養老天命反転地に隣接する「こどもの国」で遊んでいるそうだ。娘の楽しそうな声も聞こえてくる。
合流して、アイスを食べて一息ついた。
養老ランド、人生で初めて足を踏み入れる。
昭和チックな、幼子には丁度良い規模感の遊具が沢山ある遊園地と聞いていたが、思っていた以上に昭和チックで妙に和むものがあった。職員の皆さんも落ち着いた大人の男性が多く、一人で複数のアトラクションを受け持っているようで「ご希望の方はブザーを鳴らしてください」と表示があるものもあり、趣があった。妙に落ち着く遊園地なのであった。
乗り物チケットを2000円分買い込むと、結局ほとんどのアトラクションを遊ぶ事が出来た。ゴーカートが特に人気なようだったけれども、それ以外は特に待ち時間もなく楽しむ事が出来た。連休中とはいえ、15時を過ぎた頃合いだったので空いていたのかもしれない。
娘、人生で初めての観覧車。
養老ランドの観覧車からは養老ランドを一望する事が出来る。
そしてただでさえ高台にある養老ランド、その観覧車からの眺めは壮観であった。
こうして見ると、空いているナァ。
メリーゴーランドもトラディショナルなスタイル。
適度に空いているロケーションが気兼ねないのか、コスプレイヤーの撮影も園内で何度か見かけた。成程、写り込みも心配しなくて良いしロケ地としても使いやすいのかもしれない。
何だかんだでATMへ向かった往復が一番疲れたのであった。
養老天命反転地はまた次回!結構楽しかったな、養老。
ATMを探す中で養老駅にも辿り着いたのだけれども、養老鉄道も乗ってみたいなと思った。