i GO『LOVE&BEER』ツアーファイナル、ワンマンライブでベースを弾いてきた。
なんか嫌だな、この表現。えらく淡泊じゃあないか。サポートメンバー然としちゃってさ!
レコーディングから参加して、ツアーは参加出来ない日も半分くらいあったけれども可能な限り一緒に演奏しに行って多くの人に会って多くのバンドと共演して多くの酒を飲んで飯を食って。この3ヶ月強、i GOとして演奏をする機会を幸いにも何回も得る事が出来、ぶっちゃけて言えばこのワンマンライブ、僕も感慨深いものがあった。
茜谷さん、昌吾さん、吹原君の当の本人達はその比じゃないだろう。本当にお疲れ様でした。
別にアルバムレコ発ツアーが終わったからといって、サポートとしての活動が終わりになるってわけではないだろうけれど、それでもやっぱり一区切りは一区切りで。去年の10月半ばに茜谷さんから連絡を頂いて「年末頃からベースを弾いて欲しい」と声をかけて頂いた時にはまさか一年の間に自分が29曲の曲を演奏出来るようになっているだなんて想像もしませんでした。
26日のワンマンライブ、全29曲、2時間20分。
こうやって数字にすると自分でも面食らうけれども、演奏する側としては意外とあっという間に終わったって感じがだ。勿論演奏直後の「やりきった感」は僕とてもあったし、アンコールも演奏し終えて明日、照らすの『アンダーザーロングファン』が流れてくるのを楽屋で耳にしながら4人で乾杯したビールは滅茶苦茶旨かった。ありゃあきっと、僕が同行したツアー半分分の経験もあったからなのだろう。
いや、それにしても楽しかった。29曲、と最初にセットリストを目にした時は不安で一杯だったけれども(何かと立て込んでいる時期ではあったし、今回のワンマンに向けて新しく習得する曲も全く手つかずだったからだ。さもありなん)、前日には茜谷さんとしなの屋で前哨戦と称して乾杯、その後チームしなの屋の皆さんと茜谷さんちで飲むくらいの気持ちの余裕はあった。通し稽古も良い感じだったし、場所はHUCK FINNだし、何よりそろそろ僕は自分の経験って奴を信用していいんじゃないかと思っていたから。
いざとなれば僕って奴はどうにかする奴だ、というのは僕自身が一番よくわかっている。
しかしレコーディング中からツアー中の事、そして何なら遡ってサポートをし始めた時の事まで色々と思い出すなあ。i GOのサポートをするようになってから確実に交友関係は広がったしそれまで見なかった世界を見る事が出来たし、それらの経験は所属する各バンドにもフィードバック出来てると思う。今後も頑張ろう。
さて、ライブの印象深かった事を記録代わりに。
・吹原君、足がつる。しかも両足。
・里帰り ゆりちゃんとの演奏、楽しかった。目の前にゆりちゃんがいるとベースで殴ってしまわないか、それはそれは気をつけた。
・昌吾さんの作曲曲はNOT REBOUND クロさんがドラム、吹原君はギターでの演奏。これも楽しかったし、ノリノリの昌吾さんが一番キレッキレだった。クロさんのドラム、一緒に演奏していて何のストレスもない。流石!
・コードを間違える瞬間って、焦るよね。
・ベース本体のトーンコントロールでアタック感を曲によって調整していたけれども、新しく足元にEQを置いて調節。これがなかなか良い具合。
・「舟橋タイム」を頂いたので、犬橋さん(犬丸ラーメン)のコスプレで演奏。
吹原君がドラムの四つ打ちで繋いでくれる中、楽器を置いてステージ脇の楽屋へ。すかさず待ち構えていてくれた小松君(オーバーテイク )に手伝って貰い、歌舞伎の早着替え宜しく急いで衣装チェンジ。ステージ上から茜谷さん達が煽って下さり、まさかの「舟橋コール」。こんな扱いして頂けるサポートメンバー、そうそういませんて。
・犬橋さんの足に巻いたビニール袋、あれステージ上では滑る。とても危険。
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