JONNYで久々にレコーディングをしてきた話。

24、25日の二日間でJONNYでレコーディングを行ってきた。

前作『POP STAR』のレコーディング/ミックスエンジニアをして下さった松井師匠(G-FIGHTERのベーシストとしても有名。僕の知る限り名古屋で一番前衛的なベース奏者だ)の更に師匠 Hata RyojiさんがN.Yから来日されるとの事で、Hataさんと松井さんの二人がかりでレコーディングを受け持って下さる事に。

このHataさんという方が凄い方で、デイヴ・ナヴァロやデビッド・ボウイの作品でエンジニアもされてるそうだ…!

続・我が逃走
今回のレコーディングで使った機材。
特にエフェクティブな曲ではないのでシンプルにサンズアンプを通してラインのみ。
一か所だけ、ノイズみたいなのを入れるためにODB-3を使った。

ぶっちゃけ、「気難しい方だったらどうしよう…」と若干不安に思っていたものの(初対面のエンジニアさん相手だと緊張するものだ。いかんな、経験不足)、いざお会いしたHataさんは相手の目を真っすぐに見て話されるとてもナイス・ガイ。素晴らしいエンジニアはレコーディング現場の空気さえも気を遣って下さるのだなあと痛感。冗談もばしばし言うし、メンバーの気質を読み取って適切な言語を用いてわかりやすく作業を進めて下さる。

例えば佐藤さんには「ロックンロールをやってる姉ちゃんだったらこういう音をガシッと出した方が気持ち良いだろう!お前はやれば出来るんだから、リラックスリラックス!!」、僕には「ベースの音も決めてきて練習してきたのがわかるよ偉い偉い」、篠田君には「今の演奏、アティチュード的にもグルーヴ的にもなんにも問題はない。けれどもお前がやりてえって言うなら俺はそれを尊重したいと思う。どうよ?」とか。気がつけば凄くJONNYに馴染んだ、っていうのか、違和感なく我々お話させて頂いて、何のストレスもなく作業出来た。

テンション高めで「よっしゃ、次ィ!ギター!!」とか、現場をレコーディング現場を盛り上げて下さったし、その合間合間に今後バンドを続けていく上で、音楽をクリエイトしていく上でためになる話も色々教えて下さった。

松井さんも付き合いが長いが故にJONNYの事を理解して下さっていて(性格面までも)、バンドとHataさんの間に入ってコミュニケーションを円滑に進めて下さったり、エンジニアとして尽力して下さってるのが本当にもう嬉しくて。

今回のサポートドラムはせんちょー。新曲2曲を録音した。都合でミックスには行けてないんだけど、大丈夫。Hataさんと松井さんなら絶対ばっちり良い作品に仕上げて下さるはず。早く皆さんに聴いて頂きたい。

Hataさん、しばらく日本に滞在されてまたN.Yに戻られるそうなのだけれども、必ずまたお会いしたい方だ。

続・我が逃走
記念写真。
後方左から松井さん、Hataさん。
その前段が手伝いに来てくれた住谷君(Music Farm)、せんちょー。
前が見学に来てくれた吹原君に、僕。
佐藤さんと篠田君は作業中につき、いません。

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