娘が5歳になった。


娘が5歳になった。
そうか、もう5年も経ったのか。毎日一緒にいるのに、どんどんすくすく成長していってこちらが焦る程だ。
「いつの間にそんな言い回しを」というような言葉を口にしたり、少し前まで読むだけだったひらがなも今や「先生にお手紙を書く」と自分で文字を書いたり、何ならカタカナまで読めるようになっている。
妻が作った料理を食べて「ママの料理は美味しいねえ!」と娘に声をかけると「美味しい!パパの料理も美味しいよ」と一言添えてくれるような父親想い(というか逆のパターンでも「ママの料理も美味しい」と言うので人に気を遣う娘なんだなと思う)の娘である。元気で人に優しく、人の痛みを理解出来る人間に育ってくれれば父親としてこんなに嬉しい事はない。
それにしても、もう5歳か。早いものだなあ。

誕生日ケーキは「ちいかわのケーキが良い」と娘のリクエストを受けて妻が自作。
大筋の設計と調理は妻が担当、僕もクリームを詰めたり参加させて貰えた。妻の器用さに助けられた。
誕生日プレゼントは以前玩具屋で一緒に選んだぷにるんずの玩具を。今風のたまごっち的な玩具である。
事前に買ったものの「誕生日までしまっておく」と自制する娘を見て(おいおい、僕より大人なんじゃないの)と思ったのはここだけの話だ。