pedalboard2025.09.27 白線の内側のライブ用にペダルボードを組み直した


pedalboard2025.09.27
翌日に控えた白線の内側のライブ用にペダルボードを組んだ。
信号経路は

BOSS TU-3w(チューナー兼バッファ)→パッシブボリュームFender THE BENDS(コンプレッサー)→EarthQuakerDevices Monarch(プリアンプ兼オーバードライブ)→behringer BASS BRASSMASTER FUZZ(オクターブファズ)→BOSS LS-2mod.(ラインセレクター) SEND A→BOSS OC-5(サブオクターブペダルとして)→ループボックス SEND→Fairfield Circuitry Randy’s Revenge(リング・モジュレーター)→ループボックス RETURN→BOSS LS-2mod. RETURN A そしてLS-2mod. OUTから→TECH21 SANSAMP BASS DRIVER D.I v2(プリアンプ)→EarthQuakerDevices Silos(ディレイ)→EarthQuakerDevices Ledges(リバーブ)→EarthQuakerDevices ToneJob(EQ)

となる。

LS-2でオクターバーとリング・モジュレーターをまとめてオン/オフ出来るようにしたかったがために、最近組んだペダルボードの中では割と大掛かりなものになってしまった。
白線の内側の新曲で「OC-5のサブオクターブだけを出力、その信号を後段に接続したペダルで加工してアナログシンセっぽい発想で音作りをする」という挑戦をしており、複数のペダルを用いて作ったその音と、それらをバイパスした平時使用しているプレーンな音を曲中で一瞬で切り替える必要があった。ループボックスは幾つか手持ちのものがあったのだけれども、微妙に調子が悪かったりしたので安心安全なBOSS LS-2を採用。
LS-2からOC-5を挟んで、その後にくるのがまたループボックスという遠回りをしているようなペダルの接続順になっているけれども、スペース的な理由でRandy’s Revengeをペダルボード外に置いても接続しやすいようにという意図でこの接続となっている。
LS-2は便利なのであと幾つか持っていても良いかもしれないな、と思った。一頃は結構安価で買えたものだが今はどうなのだろうか。今度中古屋を覗いてみよう。

OC-5の矩形波っぽいエフェクトシグナルを加工したサブオクターブにファズやオーバードライブをかけて倍音を付加(強調?)してアンサンブル中で音抜けをが良くなるのか実験していたのだが、結局リング・モジュレーターを薄らかけてやるのが一番イメージと近い音になった。Randy’s Revengeはローパスフィルターが搭載されておりそれによって音を硬くも柔らかくも出来る。これが大変便利で今回も積極的に音作りに活かす事が出来た。ペダル自体の音も美しいし本当に良いペダルだなァ。
EarthQuakerDevicesのSilosとLedgesは良い意味での癖というか、ペダルから香り立つような強力な個性は薄味だけれどもその分様々なシチュエーションで使える万能感が魅力的な組み合わせだ。

今回組み込んだペダルはそこまでエグめのものはないのだけれども、組み合わせによって色々出来る良いペダルボードになったなと思った。