娘(長女)が『なつのせいかつ』向けに絵を描いた日記

リビングで妻と娘(長女)が向かい合って絵を描いている。
名古屋の夏休みの定番『なつのせいかつ』(夏休み期間中の宿題として供される冊子)の表紙絵コンクールが開催されるらしく、絵を描くのが好きな娘(長女)が応募するための絵を描いているらしい。妻はそれに付き合って自分も手を動かしているという事だった。

しかしながら娘(長女)も妻もどうにも不満気な表情である。
見ると、娘(長女)の前に広がっている画用紙はほとんど白紙同然である。ぼちぼち線を描いているものの、どうにも納得いかないらしい。どうやら妻の絵を見た娘(長女)、意識してしまい『自分が見た上手な絵』を再現しようとする意識が働いてしまっているようだった。
それでも素敵な絵になれば良いじゃあないか、とも思うが娘(長女)の何だか煮え切らない表情と妻の「私は描かない方が良かったなあ」という発言を聞くに、状況は芳しくなさそうなのであった。

絵は描きたいように描くのが一番素敵だ、と僕は思う。
上手に描こうと何かを模倣するのはその行為自体が楽しければ良いのだが、それで窮屈になってしまうのでは楽しくないし無理やり描いたとしても果たしてそれがその本人の表現といえるのか、という事を妻と2人で娘(長女)に伝えた。
時間を空けて気分転換後、娘が手を動かして描いた絵がこれ↓。


素敵な絵!
腕の付け根が細くなっており遠近感が自然と表現されている事に驚いたし、セミやカブトムシやチョウチョ、スイカに朝顔も素敵だ。夏を表現するドット柄も素敵である。
『なつのせいかつ』に採用されたら痛快だろうし、されずとも今回の表現を通じて娘(長女)が得た実感というものはあったのではないだろうか。

僕も娘(長女)の一連の創作活動を通じて大いに感じるものがあった。
子どもから教わる事は本当に多い。