実家の父とPEDALTRAINを改造してパワーサプライの支えを裏側に据えた記録

ちょこたん×喃語レコ発企画への出演を終え、妻の運転する車に乗り込んだ。
栄TIGHT ROPEに白線の内側の演奏を観に来た後、妻と娘(長女、次女)達はショッピングモールで昼食をとったそうである。
満腹になった娘(次女)はチャイルドシートにシートベルトで半ば括りつけられたまま眠ってしまっているのだった。
休日の昼下がりにはたまに見かける、愛らしい光景。
さてでは家族で買い物にでも出掛けるかとなったところだったのだが、娘(次女)が昼寝中なので一定時間このまま眠れるようにしてあげたい。
どこか行きたいところはないかと妻から尋ねられたので素直に「ホームセンターに行きたい」と答えた。

PEDALTRAINの裏側にちょっとした工作を施して愛用中のパワーサプライFender EngineRoom LVL12をマジックテープで貼り付けていたのだが、少し前にマジックテープ自体がEngineRoomから剥がれかけているのを発見。どうにか物理的により強固に固定出来ないか思案していたのだった。
海外のフォーラム等を参照すると、PEDALTRAIN自体を改造してVooDooLABのパワーサプライを据え付ける為のブラケットを取り付けたりしているのを見たのだが該当のブラケットはEngineRoomと規格が合うかわからぬ。
マジックテープで割と強固に固定は出来てきたのはこれまで不具合がなかった事からも明らかで、鑑みるに横方面のズレにはマジックテープで十分対応出来そうである。そうなると垂直方向の動き、つまり重力に対する抵抗としてマジックテープ単独だと限界が生じるよねという話なのだが、その程度ならばマジックテープの補助として百円均一で購入出来る金具等で工作すればどうにか自作出来るのではないかと思われた。
で、器具よりかは工具を探しにホームセンターへ赴く事を所望したという次第だ。

相応に大きなホームセンターに行き、昼寝中の娘(次女)と妻を車に残し、娘(長女)とホームセンターへ。
娘(長女)もこういう場所は嫌いではない。工具コーナーに向かって歩いている途中、早速スクイーズの棚を見つけて目を輝かせていた。
電動ドライバー等気の利いたものは持っていないので、手動によりPEDALTRAINに穴を穿つ事の出来るハンドドリルを探し求めたのだが店員氏曰く「なかなか難しいと思いますよそれは」との事。どうしたものかと思案していると思いついた。
実家の父ならばきっと電動ドリルを持っているし金属用のドリル刃も持っているかもしれなかった。
早速電話すると「全部ある。来ていいよー」との事。手を動かすのが好きで模型好きで帆船模型を作る父であるからして、工具を色々持っているのは当然の事なのだろう。
妻に話をすると「じゃあ行こうかー」と言ってくれた。朝から家を空けてこの時点で夕方である。僕の好き勝手に付き合ってくれる(ばかりか家族を巻き込んでしまっているのだが)妻、ならびに娘(長女、次女)達に感謝しきりである。


実家に行くと父が工具をあれこれ出してくれた。
ドリル刃を幾つか交換、試したもののPEDALTRAINは想像していたよりも遥かに硬かった。
なかなか簡単に穴を開けさせてくれないのであった。
「よし、ドリルを替えるか」と本気っぽいドリルを持ち出して表へ出る父。
実家の駐車場の片隅で、父の振るう本気ドリルとPEDALTRAINの闘いが始まった。
決着は一瞬で着いた。金属用ドリル刃で本気のドリルを持ち出しているのだ、いとも簡単に穴が穿たれるのを見、「むべなるかな」と独り言ちた。


実家の父を頼った恩恵はドリル以外にもあった。
僕ったら穴さえ開けばネジで金具を固定出来ると思い込んでいたのだけれども、PEDALTRAINは中が空洞なのでそうもいかぬ。
簡単に固定出来るはずもなかったのだ。
「ボルトとワッシャーがあるからそれを使うといい」と父がボルトとワッシャーを出してくれたのでそれを用いて固定。
何の為にボルトとワッシャーが用意してあったのか問うと「台座に打ち込んで帆船模型を固定するのに使えるかな、と買っておいた」との事。流石、父。ホームセンターに足を運んだ折にめぼしい規格のものを買い込んでおくというのは本気の人の発想である。持つべきものは思慮深く本気の父である。
模型製作の際にも父の趣味嗜好からくる技術力に助けられる事は多々あったけれども、遂にPEDALTRAINの改造をも施して貰ったのだった。


僕の見当違いで幾つか不要な穴も開いてしまったけれども、まあこれも思い出である。
こうしてPEDALTRAINの裏側にEngineRoomを受け止める金具を2点取り付ける事が出来た。
これで垂直方向の支えもバッチリである。
これでも不具合が起きるのであれば、それはまたその時に考えようではないか。
PEDALTRAIN内部に削りカスが入ってしまっていて、それを取り出すのが若干大変ではあったけれども、それも実際に改造したからこそ得られた知見である。
改造結果に大満足。これでまた色々持ち出せるようになったぞ。