白線の内側の練習だった。
月末の演奏に向けて新曲作成を行い、そして練り上げてきた。
この日はライブのセットリストを組み実際に通しで演奏してみて曲間の気持ちのうつろいやライブの構成に違和感がないか確認すると同時に総演奏時間を測定、持ち時間を越えないか確認。
バンドによっては「ここでこんな感じでMCする」とかそういう打ち合わせもこの段階で行うのかもしれないけれども、白線の内側というバンドでは記憶する限りそういう打ち合わせはした事がない。
演奏する際の演奏者の心情等は実際にその場/その時間に臨んでみなければわからないし、何が一番似つかわしい空気なのかだなんてその場その場で変わってくるだろう。空気を『創る』のが表現者なのかもしれないけれども、作為を好まないんだろうなとバンドメンバーの事を『そういう人達』だと思っている。

さて、前回の練習からこの日までの間にSANSAMPのセッティングを見つめ直したのだが、果たしてバンドアンサンブル中で大きな音で鳴らしみると違和感があるのであった。
あれこれ微調整してみたのだけれども、結論=やはりハイミッドならびにローミッドは必要である。
ローミッドを控え目にするとどうも落ち着きがないように感じられて、聴いている分には良いにしても弾いている際に落ち着かないのであった。
演奏する側の主観としてよりも音楽的にどうであるかを基準に判断するべきなのだろうが、どうしてもそれが出来ない。
演奏に影響する程の違和感を感じるのであった。
これまでも何度も思い至ってはきたのだが、2026年の夏にも「所謂『自分の音』っていうのはどうしようもなく抗いがたい部分にあるものなのかもしれないなァ」という自分の中での結論に到達したのであった。
きっとまた、何度目かの挑戦をしては「向いてないなあ」だなんて思うのだろうけれども。