pedalboard2025.08.26 即興演奏用のペダルボードを構築


pedalboard2025.08.26

即興演奏のライブに出演する事になったのでそれに向けてペダルボードを組み直した。
可能ならもっとあれもこれも詰め込みたかったのだが、実際に運搬する事を考えると現実的な物量は即ちペダルボード上に載せられるだけのペダルに限られてくる。

ベースギター→BOSS TU-3w(バッファ兼チューナー)→パッシブボリューム(ボリュームコントロール)→FENDER THE BENDS(コンプレッサー)→EarthQuakerDevices Monarch(オーバードライブ兼プリアンプ)→DOD MEATBOX(サブオクターブ)→Digitech RICOCHET(ワーミーペダル)→BEHRINGER BASS BRASSMASTER FUZZ(オクターブファズ)→TECH21 SANSAMP BASS DRIVER D.I v2(プリアンプ)→EarthQuakerDevices Silos(ディレイ)→tc electronic T2(アンビエントリバーブ)→EarthQuakerDevices ToneJob(イコライザー)→アンプorライン

MEATBOXは改めて鳴らしてみても唯一無二の「出力先の安否なんてお構いなし」の暴力的なローが潔くて快感である。
ただ低域が出るだけでなく、軽く歪んでいるのも気持ち良い。のっぺりもしないし、何より音楽的だなと感じる。
RICOCHETはこれまでほとんど「踏んだ瞬間にオクターブアップ」みたいな使い方ばかりだったけれども「ゆっくり上がって、下がってくる」みたいな設定でオン/オフを繰り返すとそれだけで趣のある効果が得られた。
ファズは色々迷ったけれども折角手に入れたばかりのBEHRINGERのBRASSMASTERを採用。音作りのしやすさと高域が目立つ歪み感がアンサンブル中で好みの音にアクセスしやすいなと感じる。ドライシグナルはそのままに、ファズシグナルを徐々に混ぜていくみたいな事も出来ちゃうし結構便利だよこれは。
Silosはデジタルディレイとして活用。「バキッと音が返ってくるデジタル感あるディレイが好きなんじゃないのか俺は」という思いがあって使ってみた。EQDらしい色濃い個性は控えめだけれども、万能ナイフのような「ディレイはこれ1つあれば基本的な事は出来ちゃうよね」は網羅してくれていてしかもこのサイズでタップテンポ搭載。滅茶苦茶便利。
T2リバーブはどう触ってもホラー映画みたいな「ちょっと普通じゃない」「自然界じゃ鳴らないような」残響を演出出来て好みのさえ合えば物凄い中毒性がある。僕の場合はどストライクなので「これをオンにしておけば良いんじゃないか、もう」みたいな気持ちにさえなっている。

個性の強いペダル達を1つのペダルボードに載せてまとめ上げて運用するのも大変に楽しい。