感情と胃袋ってやっぱり、関係あるよ。

3/11(月)
今池HUCK FINNにて、i GOでの演奏。
一週間程前に茜谷さんから「予定を空けられないか」と連絡を頂いて参戦する事に。
2年前のこの日は物凄い衝撃を受けて、去年のこの日はライブハウスでひたすらラーメンを提供していた。
今年はベースギターを握っている。
あの3月11日っていうのはこの国の歴史を「震災以前」と「震災以降」に分けてしまう程の事だったな、と2年経った今、思う。2年前のあの日を思い出して静かに悼んだ。

整理出来ていない事は書かない。茜谷さんが一時間弾き語りをやった後に、そのままi GO。
色々なものをひとまず置いておいて、全力で演奏。

駄目だなあ、文章をうまく書けない。少なくとも、こういうブログっていう場所で人に読まれる事を前提に文章を構築する事がこの日についてだけは難しそうだ。感情の大きさが(で)言葉に出来ない、なんかではなくて自分が色々と恥ずかしいというか。つまりそれだけこの2年間を振り返って悔いが残る、という事だ。そしてもっと言ってしまえば、やめよう、書いて塵も芥にもならないなら書かなくていいんだ。
これから。

HUCK FINNに機材を置いて、そのまま夜勤。モップを奮い終わった後は機材を引き上げ、かしやま君宅にて孤独部のワークショップの打ち合わせ。山形名物「ひっぱりうどん」を見よう見まねで作って、食べる。

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3/12(火)
この日付表記には罪悪感を感じる。というのもこれから書くのは完全に日付的には3/13の事だからか。3/12の24時、3/13の0時からの事である。ちなみにこのブログ、日付表記的な部分とかは基本的に「睡眠=一日の終わり」みたいにしています。わかりやすいじゃん、その方が。そうせずに日付で区切って書き出すと僕みたいな生活してたら基本的に「前回の続き」から毎回始まってしまうよ。
話が逸れた。

スタジオにて2時間練習。向かう途中に新栄で友人の誕生パーティーが行われている、と知って練習後には某中華料理屋へ。別段腹も特別減っているわけではなかったので紹興酒をグラスに一杯、飲む。そういえばグラス一杯の紹興酒が300円だと知ってびっくりした。てっきり500円くらいするもんだと思っていたのだが。300円で楽しく酔っ払えるのなら、安いものだ。大学時代の同級生や大学時代からの先輩もその輪の中におり、皆でワイワイ楽しく飲んだ。明け方4時過ぎに店を出るとなって、空腹を感じだしたのでうどんを喰いに行こうと5名程でドヤドヤ店の前に向かうも、4時半を数分過ぎたお陰でとっくにラストオーダー、食いっぱぐれてしまった。
酒気を帯びて強気になった一行(アルコールではなく、そのうち2人、翌日仕事休みでそのうち2人が只今現在ニートである事が大きく影響していたかもしれない)はそのまま解散、というには色々と持て余していたので中華料理屋に入店。

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明け方5時の、酢豚定食(980円)。ライスがお替り自由、との表記を目にして紹興酒で清められた胃袋が唸りあげた。ラーメンは所謂本当に一般的な「中華料理屋のラーメン」で胡椒を大袈裟にふりかけて啜る。こういうラーメンはご飯のおかずとして良い仕事をしてくれる。さもしいかもしれないけれども「肉、ご飯、肉、ご飯」っていうローテーションを成功させるために酢豚の野菜は最初で一息に片付けた。この酢豚も普遍的な、ちょっと甘い酢豚。ご飯お替り後の満腹が近づいてきた胃袋でも、豚肉の旨味には敏感に反応してくれた。豆腐(何ていう名前なのか正式名称がわからない)は清涼感溢れる辛味と旨みで、とても良し。
漬物も含めて、全体的にとても普遍的な味の酢豚定食だったのだがアルコール分解が体内で行われている時にはこういう料理の方が有難い。食べ始めると露骨に口数が減り、先輩にそれを指摘された。
アルコール飲料と大量の飯に多幸感を感じながら、帰路。就寝。溜息とともに「良い夜だった」と一言漏らした。

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