靴下にサンダルで歩くのって良い感じだよ。

2015_04_29
終電で地元の駅まで変える事が出来ず、結局一時間半歩いて帰宅した。
悪い気はしない、どころか実に充実した気分だ。そもそも体に悪い事ではない。時間もあって体力に余裕があるならこういう時間の使い方というのはむしろ積極的にすべきなのだ。お金も必要とせず、健康に良いのだから。
ってこういう貧乏性が抜けきらない事言っちゃってるから積極的に運動しないんだろうね。

さて靴下履いた足をサンダルに突っ込んで歩きながら何を思ったかと言えば筋肉の話だ。
これは極めて単純な「これだけ歩けば良い運動になるだろうな」→「足の筋肉も鍛わるに違いなかろう」という連想からくる話なのだけれども。

「ベースという音がバンドアンサンブルで担う役割というのは、人体で言えば筋肉である」という僕の持論がある。
大多数のバンドアンサンブルに於いてはリズムセクションを担う事になるベースのサウンドは(それを構成する周波数帯域という意味に於いて)真っ先に耳に飛び込んでくるものではない。歌があったら歌を聴くだろうし、ギターソロではエレクトリックギターが脚光を浴びる、少なくとも”一般的”には(自分で書いていてナンだけれども、つくづくつまらない表現だとも思う。だけども同時に便利だな、とも思う。ここで神経質に書き始めては話が全然進まないからね!)ベースギターがこれまた”一般的な”リスナーの耳に真っ先に着目(着耳、というべきか?)される事はほぼない。ベースギター奏者か、我々からすれば有難い事この上ないその手の音の「愛好家」だけである少なくともあの音に真っ先に耳がいくっていうのは。
で、そんな目立たないベースサウンドだけれども音楽の躍動感を体現するっていう意味では骨であるドラムと連動して、共闘してバンド=音楽という「肉体」を動かして=転がしていく重要な役割を担っている。

夜道を一時間半も歩いたんだもん、ちょっとは演奏する上での持久力とか養われていればいいのにな、とか思っちゃったわけである。
あるわけないのにねえ、健康面でのメリットしか。あっはっは。

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