「滅茶苦茶良くないですか」「滅茶苦茶良いですね」

2016_08_09_001
画像はうどん大好き森野君(犬栓耳畜生では見た目が非常にブッ飛んだギターでブッ飛んだ音出してる)のSNSから拝借。

仕事後、炭酸さんと二人で今月に控えた犬栓耳畜生のライブのためのスタジオ入り。
ライブ毎に指揮を執る人間が変わるこのバンド、次回は僕がコンダクトを務めるのだけれども、舟橋の構想的に事前にドラムの炭酸さんと二人でスタジオ入りした方が良いな、と思ったのでメンバーにことわってスタジオ入りしたってわけ。
ノイズバンド、と一応言ってはいるけれども最近は「実験」という思いがますます強くなってきたわけで、他のプロジェクトやバンドでは無意識にやっている事や無意識に形作られているものを形成するには、みたいなところを根本から考えた結果、全く別のものが出来上がるという面白い結果を得ている。
さておき。
本日のスタジオ練習だけれども当初の想定を大きく外れ、しかして大いに手応えを得た。二人とも大いに興奮して無心にジャムセッションを繰り返し、発展と検討、研究を重ねるセッションとなった。いやああんなにワクワクしたのは久しぶりである。自分の中の新しい引き出しが開き、それにすかさず炭酸さんが自身の演奏をぶつけて下さった事で犬栓耳畜生のリズムセクション(を務める事が結果的に多い二人)はネクストステージに進んだといえるだろう。
音楽を演奏する上で「この人とでなければ成し得なかった」という結果(それは同時に過程でもあるのであるが)を得る事は演奏家として大いに充足感を感じる事柄である。今夜はそれがあった。
初期衝動を掻き立てられ、大変満足してスタジオを出た。30歳を過ぎた男二人が滅茶苦茶興奮して練習スタジオを後にするのだ、これだからバンド活動というのは夢しかないっていうんだ。

今夜我々が大いに興奮した音色についてはまた後日。
酔っ払っちゃっているからね。

コメント