ジブリパークに行った日記。


妻が新型コロナウイルスで自宅療養中に、ジブリパークのチケットを予約してくれていた。
確かに自宅療養終盤は体調もずっと良くなり「外に出られない意味がわからない」くらいに元気で時間を持て余していた様子だったけれども、まさかそこまで気を回してくれようとは。
何て素敵な人!

というわけで妻の実家メンバーに加えて妻と娘と僕の大所帯でジブリパークへ突撃。
幾つかあるエリアの入場は時間指定になっており、この日は『青春の丘』と『ジブリの大倉庫』を見学。
公式ホームページにも「アトラクションなどはありません」と謳ってあるけれども、確かにアトラクション等はなかったが滅茶苦茶楽しかったぞジブリパーク!!


『青春の丘』は『耳をすませば』のあの地球屋が完全再現されていて、しかもそのほとんどが触る事が出来る(!)。
子ども連れでこういう場所に行くとついつい口を出るのは「触っちゃ駄目!」なんだけどこの日は「丁寧に触るんだよ」。係の方も「これ、実は音が出るんですよ」とか「この楽器は修理中ですけど他のはさわれますよ」とむしろ触って下さい状態で、好奇心旺盛な娘は楽しそうにあれこれ触っていた。バイオリンが置いてあったんだけど、家族の中で僕が一番綺麗な音が出ませんでした。悔しい。

『ジブリの大倉庫』が今一番話題なのかしら、見学スポットが沢山あるのもこちらのエリアだった。
『コクリコ坂から』の哲学研究会の部室とか『借りぐらしのアリエッティ』(未見。観ないといけないな)の世界とか再現されていて「おおおお!!!」「よく作ったなぁ!!!」と感動。
ラピュタの機械兵は撮影スポットになっており(エリア内は明確に撮影ご遠慮下さいスポット以外は基本的に撮影自由)、長蛇の列だった。そりゃ撮りたいよね。

お土産物コーナーもここで、娘はネコバスのポーチを買い、僕は最近マイブームの鈴木敏夫プロデューサーの著作を購入。スタジオジブリの中の人達のエピソードはどれも滅茶苦茶面白いし刺激的。
宮崎駿監督、高畑勲監督という二大監督を相手にした鈴木敏夫プロデューサーが実は一番興味深い故、この買い物は良いお土産になった。

短編を上映するシアターもあって、これもきっちりジブリで面白かった。
期間限定の展示はジブリの食について。これまた関心が高いカテゴリー(ラピュタパンとかモロに影響受けて作ったもんな)だったので楽しかった。展示、というけれど実際実寸のジオラマが作られているもんだから娘も楽しそうに触って見ていた。
娘が遊ぶ遊具スペースもあり、全体的に娘は終始楽しそうだった。ジブリ作品は『となりのトトロ』くらいしか観ていない娘でも楽しめたのだから、これは誰でも楽しめるだろう。

なんだかんだで、10時30分の入園から閉園の17時まできっちり楽しんだ。まだ食事が買えるお店がパーク内ではサンドイッチ屋さんだけではあった(ここで鈴木敏夫プロデューサーのサインも見られた)が、サンドイッチも美味しかったし楽しい一日であった。というかジブリパーク、ここから更に発展していくのが楽しみ。
また行かなくちゃなあ。


『風立ちぬ』も好きなんだよなあ。