インフルエンザで寝込んでしまったので、実は白線の内側のベースレコーディングの予定を吹き飛ばしてしまった。
再度、予定組みが出来たので良かったものの、さもなければ音源の製作進行に大きく遅延をきたすところだったので正直ホッとしている。
録り当日までそう日がないので、色々と準備をしている。
近々録音する曲は思いっきりファズトーンを使う予定なので、さて改めて録音するならどんな音が良いだろうか等とあれこれ試し始めてしまったもんだからきりがなくなってきた。素直にライブで使っているファズを使えば良かったものをちょっと欲を出してしまうとすぐこうなる。悪い癖だ。あれもこれも良いな、と思って決まらなくなってくる。
しかして、スピーカーを通して聴くのとラインの音を聴くのとではファズサウンドは大きく異なるので、再考するのは正解だったかもなという思いもある。
いずれにしてもファズは浪漫、折角だからこだわってみようじゃあないか。
今回のレコーディング用にペダルボードを組んだ。もう完全にレコーディング用。
信号経路としてはチューナー→パッシヴボリューム→コンプ→LS-2で2系統に分岐→経路1:EQD Mobarch→サンズアンプv2→EQD TonJob→アウト →経路2:センド/リターンボックス→サンズアンプv1→アウト。
経路1は所謂クリーントーンを出力するための回線。レンジ感を丁度良くするためのEQD Monarchに最早マストのサンズアンプv2、そして最後に音を整えるToneJob。
対する経路2は完全にファズシグナル専用。センド/リターンボックスで色々なファズを繋ぎ変えつつ、サンズアンプv1でそのファズサウンドをより凶悪になるように補正。
LS-2以前のペダル3つはどちらの経路にも効いていて欲しいので分岐前に配置した。
クリーントーンとファズトーンを別トラックで、かつ同時に録音出来るように組んでみた。思い切ったファズトーンを作ろうと思っても、いざミックスの時にバランスが取れるようにクリーントーンも担保として録音しておきたい小心者の私。
経路2、ファズの後にサンズアンプv1が来るのは僕が常に最後段にサンズアンプをかけた状態でファズシグナルを作っているため。これがないと立ち行かないのである。久しぶりにv1弾いたけど、割り切りの良いサウンドで気持ち良い。
ここまで準備は出来たので、あとはレコーディング当日を待つばかり、だろうか。