初めての経験。

学生時代の後輩がメンバー探しのためのデモテープでベースを弾く人を探していたので、僕で良いならという事で参加。事前に資料とデモを貰っていたので雰囲気が掴みやすかった。何にせよ準備は怠らない方が物事はスムーズに進むのだと再確認。

で、マルチトラック・レコーダーを携えて後輩登場。軽く確認事項を話して作業開始。彼はメタル/ハードロックが原点にある(と思われる)ギタリストなのだが貪欲な好奇心で様々なものを吸収している様子。デモを聴くまでは何故か「16分音符をルート弾き、或いはギターを支えるベース」くらいしかベースの役割はないだろう等と浅はかな考えを持っていた。ところがどっこい、デモを聴くと彼の広がった音楽の間口が垣間見え、しっかりとベースのスペースが残されている音源に認識を改めた。

しかし。それでもまさか僕がチョッパーをする事になるとは。慣れないチョッパーながらも後輩氏のOKが得られ、その爽やかな笑顔を見ながらお礼を言いたいのは僕の方であると心の中で呟いた。録音作業の間、僕は良いチョッパーの練習の機会に恵まれたのだから。
リズムに関する細かい拘りは刺激的で、弾いているうちに僕は自然と燃えていた。

今思えば彼は色々と気を使って僕が作業しやすい空気を作ってくれていたように思う。彼の気遣いが功を奏して最後までナーバスになる事なく集中出来た。

後輩氏、有り難う!
こんな先輩で良かったらまた何か協力できる事があったら力貸したいです。

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