本当にただの日記だよ、これ。

過剰書きで。

・左腕の稼動範囲だが、日毎に広がっている。

曲がるし、伸びる。洗顔や食事、入浴の際に左腕を駆動出来るのは本当に便利。ベース演奏に関してはリハビリをかねてシコシコやっている、と言うべきところなのかもしれないけれど、大方の予想を裏切って結構弾けてしまう。昨夜のパイプカットマミヰズ練習、「弾ける範囲で」という前提で参加したのだけれども結局5時間、一度も演奏を中断させる事なく練習出来た。流石に左腕を振り上げたり左半身に振動がガツッとくると痛いので自粛しているが。心配していた技術面の低下だけれど、テクニックの領域では元々低下する程技術もなかったという話。フィジカルな部分では影響はさほどなく、以前通りの演奏が出来ている。ライブ現場に復帰するのにはまだかかりそうだけども筋肉の衰えや指がガッチガチになっているような事はなさそうで安心した。

・木村カエラのベストアルバム「5years」(初回盤)を聴く。

つくづく、秀逸だと思う。木村カエラという存在をどのように活かすべきか製作側が熟考、計画的に表現していっている感があるなあ。所謂『バンドマン』も食いつきそうな製作陣、演奏陣はクレジットを眺めるだけでニヤつける代物。「この人がベースなの!?」とかそういう楽しみ方をしてしまう。曲毎に演奏陣を活かしたような音作りになっていたり(曲ありきで人を集め、結局曲に帰結しているのだろうけれども)して『バンド感』がある。低域がほとんどないかわりに物凄いパンチを得たベースサウンドや、世界観を押し広げるドラム、そしてアンサンブルに奥行きを与えるギターやシンセ等、噛み締めて聴きたい。勿論木村さんの歌声も僕は大好き。

ただ「踊るポンポコリン」だけは幼い頃からの刷り込みで若干抵抗をおぼえた。てっきりバンドアレンジでやっていると思い込んでいたのだけれども、打ち込みを駆使したサウンドが流れ出して戸惑った。あれを聴いた今の子供達がどういう反応を示すのか、そしてあれを出発点として「踊るポンポコリン」を刷り込まれた子供達がその後にどのような音楽嗜好を示すのか大いに興味はある。

総じて、ベストの名に恥じないベスト・アルバム。

そして実は僕の父親も木村さんファンでした。

twitter が面白い。

仕組みがわかってきた途端、モチベーションがあがるのは僕の悪い癖。こういう何であれば垂れ流しでも構わない、誰かに結実せずともそれで終い感のある自己顕示欲に発露方法というのは気楽でいいやね。でもよくよく考えればこのブログとて、そうか。

・唯一(ほぼ)毎月購読しているリットーミュージック出版「ベース・マガジン」の最新号を購入。

亀田誠治氏のインタビューやレコーディング時の設備、モニター環境等を目にして唸り挙げる。こういった雑誌を読んで真っ先に目が行くのは機材関係。次に目がいくのは精神論。

目で見て楽しいどまりが機材関係。自分の心の中に深く留めておくのが精神論。

コメント

  1. 酒井 より:

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    木村カエラのくだり
    まったくの同感です

  2. フナハシ より:

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    >酒井さん
    最新からデビューシングルまで遡ってくという流れも面白いと思いました。
    本当の意味でのベストだなあ、と。