7月最初の何て事ァない日記。


写真は、先日の練習に思わず「ロックマンかよ」とツッコんでしまうカラーコーディネートで登場した吉田君。
練習の後は岡崎在住の吉田君を今池から岡崎まで送り届けるというミッションを担ったのだけれども、片道1時間程度のドライブであったが吉田君と久しぶりにゆっくりと話をする時間を得、何というか大変良い時間だった。

そりゃあお互いもう30代後半に差し掛かっているのでそれぞれ人生の様々な酸いも甘いも経験しているのだろうけれども、それでも「今の幸せを嚙み締めよう」というのが共通認識。そりゃあそうだよ、住む家があり生活出来るだけの稼ぎを得られる仕事があり、土曜の夜にああでもないこうでもないとバンド練習をし、当たり前に生きていられるのだから幸せと言わずして何と言おうか。
吉田君を送り届けると25時。さてFMラジオでも聴きながらのんびりと下道で帰ろうか、というタイミングで妻から電話。
『高速使ってバビュンと帰っておいで』
帰りを待つ家族もいるのだ、本当にこれ以上、何を望もうというのだろうか。

7月になった。
気が付けばもう2023年も半分を過ぎた、のである。
7月になって早々に仕事でも気付きを得た。実際に着手するまではいささか乗り気でない、というか前向きな気持ちで臨めなかった仕事がある。一生懸命やっても誰も幸せになれないのではないか?と思えてしまうような内容の案件であったが、いざ臨んでみると光明が見え、やり終える頃にはむしろ普段より冷静に、しかしきっちりと熱を持って臨めていた事に気がついた。当初は冷めた気持ちでさえあったからこそ、自分の中の火種が燃え上がる様が生々しく感じられるのであった。
どんな仕事でも実際に手をつけ、動いてみ、やり終えるまでその真価はわかりはしないのだと思い至った。
日々、精進だなあ。