鈴木実貴子ズのレコ発でベースギターを弾いた話

2018_07_06_001
7月になった。何だか良くも悪くもないんだけどサクサクと時間が流れていく。サクサクと、というかスムーズに。
早いとも思わないし遅いとも思わないが時間がサクサク流れていく、そんな感じだ。

7月初日は今池HUCK FINNにて。鈴木実貴子ズの『平成が終わる/音楽やめたい』レコ発企画スリーマン(共演は明日、照らす3markets[ ] )にてベースギターでサポート参加である。
何だかHUCK FINNは久しぶりな感覚。実際久しぶりであろう。一頃は結構頻繁にステージに立っていたのだが、ここでベースギターを弾くのも随分とご無沙汰である。リハーサルでマイクを通したナベちゃんの声をきいてしみじみとそう感じてしまった。
願わくばどんな音楽も自分の中からスッと出てくる無理のないものでありたい。どんな音楽、どんな演奏であろうとも自分と直結した呼吸のような、そんな純度の表現でありたい、と思う。なかなかそうもいかない。そうである事が必ずしも良い事とは限らないのでは、とも思う。極論すれば自分自身がアウトプットする際にどう感じるか、ではなく僕のような演奏家にとってはアウトプットした結果がどう作用するか、の方が大事であろう。
僕が未熟であるが故に自分のアウトプットと作用が直結していないだけである。いやあ、なかなかコイツが難しい。

この日に於いてはベスト、だけれどまだまだやれる余地が見えてしまったという意味では悔しい演奏となった。相変わらず鈴木実貴子ズの二人は素晴らしかった。
今日の写真は妻撮影。実父が「子供が生まれると撮る事も多くなるだろうから」とデジタル一眼レフをくれたのだが、それを嬉しそうに持ち歩いている。きっと僕よりも妻の方が使う機会が多いだろう。

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