頭と鋏は使いよう。

不完全密室殺人のライブが近づいてきた(9/14は是非新栄クラブロックンロールへ!)。
プリプロをしてみて、自分のベースラインがいかに曲を平坦なものにしているかを痛感した。ここ数日は毎晩MTRに向かいあって、ベースラインを練っている。音を詰め込むよりも抜く方が難しい、というのはかねてから言われていた事だけれども今更になってそれを痛感するのだ。弾きたがり、というわけでもないのだけれどついつい音を詰め込みがちになってしまう。今回の場合(に限った話ではないけれど)、ベースラインが決まれば曲のアレンジも固まる。そういった意味ではベーシストらしい発想を必要とされるわけで今まで使っていなかった脳の箇所をフル活用させねばならない。
凄く面白い。

で、不完全密室殺人というバンドの特性上、ライブ毎にSE(ライブの最初にステージに出てくる時の音楽)は完全に自分達で作成し、それはお客さんが不完全密室殺人の30分間に感情移入しやすくなるよう『入り口』として機能せねばならないし、それを踏まえた上で我々のテンションをあげる作用であるのが望ましい。ライブ告知ですでに予告しているので発表してしまうが今回のテーマは題して『その名は悪意』。
Drの神田氏より発案があった形態を練った上でこのようなテーマとした。過去2回のライブと比べても非常に抽象的かつ観念的であり、それ故にSE(というよりは前説、前口上のようなものか)や曲間の喋りも非常に気を使う。
で、そこで頭を使うのが非常に楽しい。コレは昔から使ってきた脳の部分をフル活用させるわけだ。

そんなこんなでどちらもうまくいかせる気満々なので、是非9/14は新栄クラブロックンロールへお越しください(結局告知かよ、というわけでもないんだよ。こういう日記を書くと気が引き締まる)。

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