家族でリトルワールドへ行った日記


妻の発案により家族でリトルワールドへ出掛けた。
正確には「明治村かリトルワールドどちらが良い?あー、でも明治村にはまだちょっと(子ども達が)早いかァ」というやりとりを経てリトルワールドに決定した。他にも犬山城等、案はあった。
たまに遠出したくなるのだ、拙宅。


偶然にもリトルワールドでは『ミッケ!』展が開催中。
僕は『ミッケ!』初めてその名を聞いたのだけれども、妻も娘(長女)も『ミッケ!』知っていた。
どうやらジオラマの中に隠された小物を見つける謎解き絵本のようで、娘(長女)は小学校の図書館で楽しみ、妻は当たり前のように知っていたのだった。こういう時にカルチャーショックを受けるね。大体からして僕はものを知らなさ過ぎる。
『ミッケ!』展はリトルワールド入場してすぐの屋内で開催されており、恐らくは絵本の1ページを大きくパネル状に引き伸ばしたものが展示されており皆であれこれ探しては「見っけ!」と楽しむのだった。
僕も探してみたのだけれども何て事のなさそうなものがなかなか見つからない。巧妙に隠されているのだった。
ガッツリ楽しみそうになったけれども、先の事を考えるとなかなかゆっくりもしていられない時間だったので程々で切り上げた。


アラスカ トリンギットの家にて。
リトルワールドに訪れたのは滅茶苦茶に久しぶりだけれども、かつて訪れた時の記憶が不鮮明故にほとんど初めて訪れたような感覚で楽しむ事が出来た。「あー、あったあった!」みたいなのはそこかしこであったけれども「こんなに広かったっけ」と思ったし展示の内容に関してもほとんど記憶からすっぽ抜けていた。
そうそう、売店ってあんなにあったっけ。以前訪れた時は飲み食い出来るところが非常に少なかった記憶があるのだけれども、今ではほとんどの国で何かしら口にする事が出来た。


インドネシア バリ島の貴族の家。
妻とも「これ、多分現代の様子じゃないよね」「日本でいったらいつ頃なのかな」とか話をしながら各国の展示を観ていたのだけれども、このバリ島は1980年代の様子らしい。
結構最近じゃんと思ったけれども、何だかんだでもうすぐ半世紀前の様子なのだと気付いて愕然とした。


こんなにフォトジェニックな場所もあるのだった。
ここも記憶になかったから驚いたなあ。
昼過ぎに到着してから園内を歩き回ったので、終盤は駆け足気味に駆け抜ける形になってしまった。
ゆっくり見て回るのであれば1日かけて動かないと駄目だなあ。


「幼い頃に来た時はここでピエロのショーを観た。あの時僕はまだ小学生で父と母と来たのだった」と郷愁に浸る僕を妻が撮影。
記憶の中のこの劇場(?)はもっと手狭だったが、改めて訪れてみると想像していたよりも倍程広いのだった。
2人の男女のピエロが繰り広げるショー、スピーカーから流れる音楽に合わせて手拍子をするかどうか観客が迷っている気配があったけれども母は楽しそうに手を打っていた。「皆手拍子すれば良いのにねぇ」と話をしていた母を思い出す。
今は僕が父親になって家族でリトルワールドを訪れている。時間というのは当たり前に流れるんだな、と思い至る瞬間だ。

帰り際、正面玄関前でさあ帰ろうか、トイレは済ませたか飲み物を買うかとやっていると妻が雑踏の中に友人知人を見つけた。
見ると成程、某バンドのベーシスト氏とドラマー氏なのであった。
「お、舟橋さんじゃないですか!」と金髪のベーシスト氏。ドラマー氏とは某フェス以来の再会だった。
暫時だったけれども思わぬところで久しぶりに会う事が出来て良かった。
バンドマン諸氏と別れた後、妻が「あなたはバンドの人と会うと顎を引いて顔の下半分を手で隠しながら話す癖がある。照れてるのかな」。多分だけれども、羨ましいから下から見上げるように人様の顔を見てしまうのだよ。