アトリエ混沌堂に『SOU-SAKU わ!』を観に行った

前日の演奏の余韻が体に残る中、妻が職場の関係の人達とのBBQに出掛けるという事で自宅にて娘(長女、次女)達と過ごす。
この場合の『余韻』というのは平たく言えば筋肉痛の事だ。対して動き回ったり暴れまわったりする演奏をしているわけでもないのだけれども、それでもやはり力んで演奏している故か演奏の翌日というのはきまって背中や首、上半身の背中の方が筋肉痛に苛まれる。体を痛めつけたり発汗の量をそのまま演奏に傾けたエネルギーの証左として捉えるような人種になってしまったが故、一頃は白線の内側のようななかなか発汗もしなければ体も痛めつけない演奏をするバンドは良い演奏をしたか実感が湧かなかったけれども、ここ最近はきっちりと体が痛くなる。演奏のフォーム的なものは変わっていないのでこれはもうシンプル極まりなく無意識に力んでしまっているのだろう。
悪いとも思わないけれども、当然良いとも思わない、これは。


少し前に珍しく差し向いで呑んだ紺野ぶどうさんから、自身が企画する公演が音楽を扱うので観に来ないかと誘って貰った。
前日に演奏活動でほぼ1日家を空けていたのでなかなか外出するのも気を遣うけれども、この日は妻が出掛けていて帰宅するタイミングで娘(長女、次女)達のご飯の担当等を妻に引き継ぐ事が出来たので出掛ける事が出来た。
すまない、妻、娘(長女、次女)達よ。

この日はアトリエ混沌堂にて『contondo lab. SOU-SAKU vol.7 わ!』という事で山本雅史さんと渡辺友莉(株式会社ワーロン)さんによるサウンドインスタレーション作品の展示。
と聞いて出掛けて行ったのだけれども実際はほぼほぼライブ演奏のような作品だった。
受付で渡辺さんの手による強化和紙を用いた栞(上記写真↑)を渡され、それを手にしたまま2階に上がると強化和紙で作られた箱の中にE-BOWが配されたエレキギター。E-BOWは弦の上に置かれているもんだから持続音がずっとアンプから流れており、これが実に良い塩梅で鳴っているのだった。
強化和紙がそこかしこに配され、同時に天井から吊られたスクリーンに投影される映像も(恐らくはオンタイムで)エフェクトがかけられており、それに呼応するかのように音楽もグリッチかかったりノイズにまみれたり、実に有機的な空間が広がっているのだった。
サウンドインスタレーションと聞いてはいたのだけれどもまさか当のご本人達がいらっしゃってその場で演奏行為をされるとは思っていなかったので大変嬉しく、またドローン要素もノイズ要素も介在する音楽はその時の自分にジャストフィット。
大変気に入ったのでそのまま滞在を続けて結局1時間近く、終演までお替りし続けてしまった。

山本雅史さんともお話する機会を得た。
全世界を飛び回りながらサウンドアートを展開している音楽家で興味深い話を沢山聞かせて頂いた。

贅沢な時間を過ごした。
行って良かった。