白線の内側でHi LeaFの企画に出演。場所は星ヶ丘Rock Bar UK。
Hi LeaFベースの加藤氏が白線の内側に声をかけてくれた。加藤氏、これまでもライブの時に話をしたり機材の情報交換をしたりしてきたけれども、この日色々話をしていると滅茶苦茶前にJONNYで下北沢屋根裏に出演した際に対バンしていた事が発覚。
「JONNYは舟橋さんがいた時かわからないですけれど下北沢の屋根裏に出た時に対バンしました。ベースの人がリハでダース・ベイダーのテーマを弾いてて」「あ、それ僕です」
何てこった、もうすぐ20年も前になろうというその時に共演していたとは。これもご縁。
Rock Bar UKはこの日白線の内側の代打ドラムで参加してくれた梶藤君に誘われて2020年に出演して以来。
久しぶりの出演で梶藤君と一緒というのもご縁だろう。

この日のライブ予約特典は梶藤君とのスタジオ練習の録音。曲順はライブ本編のセットリストと同じとした。
身も蓋もない言い方になってしまうけれどもジャケットに描きたいものが特になかった。
半ば思いつきで絵の具を綿棒にこすりつけて梶藤君を描いてみたところ、全然似てない仕上がりになってしまった。
まあ、ご愛嬌だ。

光の反射でいささか見苦しい写真となっているけれどもpedalboard2026.07.04。
LS-2にはjojo mayerセッティング用のOC-5→ファズ→ローパスフィルターという経路のペダルボードがループとして組み込まれている。
あとは何となく綺麗なディレイよりも面白みが欲しくなってECHO SHIFTERをディレイとして採用。
リハの時はディレイ音が絶妙に不明瞭で(アンプの音作りを失敗したのかなまあいいか)とか思っていたのだけれどもいざ本番前の転換になるとディレイ音モクッキリハッキリ返ってくるようになった。しかしながらjojo mayerセッティングの際の音が若干籠り気味になったようなならなかったような。
何だったんだろ。

Rock Bar UK常設のベースアンプはTRACE ELLIOT。
久しぶりに触ったけれども難しかったー!音全体を高域寄りにするのか低域寄りにするのか的な事を決められるコントロールがありあれこれ触ってみたけれども結局フラットな位置に落ち着いた。グラフィック・イコライザーも結局フラット。
足元で作った音を出来るだけそのままアンプから出力するようにゲインとマスター・ボリュームだけ慎重に調節して、あとは特にいじくりまわす事もなかった。
それにしても会場入りしてからの写真がこれしかない。
いつもリハーサルだの何だのとバタバタしているか「緊張する」と一人鬱々と楽屋で座っているか、であるからして珍しい事でもないのだけれども、もうちょっと日記が日記らしくなるようにしたいところである。
あ、忘れないように備忘録。
この日は会場至近距離に小気味良い模型屋があった。
戦車模型に強いとネットのレビューで見かけたので喜び勇んで突入したところ、理想的な模型屋さんだった。最高!
ソ連の戦車模型を購入。
この日はお客さんも沢山いらっしゃって、Rock Bar UKは大入り状態であった。
会場の中でかぶりつきで観たい!というバンドばかりが出演していたのだが、大入りの為に断念せ名ばならない瞬間もしばしば。辛うじて人の隙間から観られたバンドでVOLSが格好良かった。
TA-BO先輩(Hi LeaF)に訊くと安城を中心に活動しているバンドだそうで、一頃は活動ペースを落としていたものの最近また活動を再開したとの事。ギターとドラムの2人編成だけれども抒情的かつガツン!とした轟音を放つ格好良い2ピースのインストバンドだった。インストとはいっても空気感や曲の展開で情景を描いていくようなバンドで、どことなく漂う孤高感がたまらなかった。
白線の内側の演奏について。
梶藤君を代打ドラマーとして迎えて臨んだ演奏、実に楽しかった。
普段は消音の効果を得るために箸を束ねたようなロッドを用いて叩いている金森君に対して梶藤君は普通にドラムスティックを用いて演奏するものだから両者の間の音量に差異は物凄く、また「ドラムで描く」ように演奏する金森君に対して「リズムで立ち上げる」ような演奏をする梶藤君と普段とのコントラストも大変興味深かった。
梶藤君もアナログシンセを弾く演奏家でもあるのでそっちでも演奏に参加して欲しかったけれども今回は断念。
機会を見つけてまたいずれ!
この日の演奏、海の向こうから来日したお客さんが観に来てくれた。
演奏後、英語とボディランゲージ、翻訳アプリを用いてにお話しさせて貰った。アプリによる翻訳がどれだけ言葉のニュアンスの機微を反映してくれているか実際のところわからない。しかしながらそれでも誠実な人柄が伝わってきた。
かつてやっていたバンドの再結成の可能性について質問があった。もう(一旦にしろ)解散したそのバンドについて質問を投げかけるという事についてご本人も相当逡巡された様子が伝わってきたし質問しながらも「本当にこれを(舟橋本人に)訊いて良いのだろうか」というセンシティヴな話題について触れているのだという実感を伴いながらも訊かずにはいられない切実さが感じられた。かつて自分が参加し、情熱を傾けたバンドについて話すのは僕は嫌いではない。楽しい思い出話のようだ。
しかしながら再結成、か。
一瞬考えた。自分の拙い英語での語彙の中で、これ以上ない適切な表現が見つかった。
「very difficult. but I hope」
白線の内側の演奏について感じる部分が多々あったのだろう、この日の演奏を観る事が出来て良かった、きっと一生忘れる事はないだろうという興奮と感動の言葉を受け止めて、嗚呼、自分のこれまでと今現在、そしてこれからを楽しんで頂けるというのは嬉しさ極まるなあと思った。もっと誠実な、研ぎ澄まされた表現を突き詰めていかねばなるまい。
自分の演奏が時と時間を越えてこうしてそれまで見知らなかった誰かの心に何かしら感じるものを残せたというのは、多分相手が思っている以上に僕にとっては大きな事である。
終演後はテキーラをコーラで割ったものを飲み(折角公共交通機関で来ているのであるからして)、したたかに酔っ払う。
再び話す機会を得た加藤氏(Hi LeaF)と歓談。加藤氏の演奏を酔っ払いながらも最前列近くで拝見した直後であるからして、氏の演奏が自分と向かう方向性が全く異なるもので、ベースギターという楽器を用いてもっと柔軟な演奏をしようとしている事は明らかだった。それでも酔っ払った僕はベースギターの音作りについて1kHzの美しさ、突き上げるようなハイミッドの心強さと快感を大いに語り倒してしまった。
大変、大人気ない行為である。

この日の機材一式を抱えた自分が妙に面白かったので写真を掲載。
樫山君や梶藤君と公共交通機関で会場入り&帰宅したのだけれども、この物量を担いでの公共交通機関はなかなかにしんどいものがあった。かつては自転車や公共交通機関で割とどこまでも行っていたけれども、機材の物量が瞬く間に増えていった昨今、もう無理そうである。車か、公共交通機関ならもう少し機材を整理した方が良い気もするなあ。