娘(長女、小学2年生)の授業参観に参観する為、有給休暇を取得。
2限目(9:45~10:30)の授業は図工。「〇〇のせかいが中に入っているたまごを描こう!」という授業でそれぞれが画用紙にクレパスでたまごの絵を描いた。後々中身の絵も描くのかな、娘(長女)は自由な発想でたまごの絵を描いていた。クレパスによる濃淡を活かして色を重ねたり指先で滲ませたり等「将来は芸術家か」と思わず口走ってしまう親バカな私。
授業参観より帰宅、ちょっとした買い出しをしに街へ出る。
電池駆動、ACアダプター使用不可のファズペダルの電池が欲しかったのだ。

Prescription Electronics Inc. Experience Fuzzである。
なかなか珍しい逸品(海外フォーラムでも「90年代ブティック系の良い流れにのったよね」みたいな書き込みがあったから恐らく最初に出回ったのはその頃だろう。後に再発されたみたいだがそっちはそっちであまり見かけない)で中古で出回っていても相応の値がするペダルのようである。東京事変の『群青日和』のギターソロがこれで弾かれているとか。
特にベーシストが好き好んで買い求めるペダルでもないかと思うのだが、山田君(a.k.aおせんべい/ex.不完全密室殺人の彼だが最近はAI作曲にハマッているようで曲によってはほぼジェネリック不完全密室殺人である)が「僕にはもう不要なものだから」と楽器一式を処分する時に譲って貰ったのだった。山田君、一頃オークションサイトで色々なファズペダルを買い漁っていた記憶があるしギターを弾いていた頃はこういう機材に研究熱心だったからその頃に買ったのではないだろうか。
彼が手放すとなった際に、流石に見識の狭い僕でもこのペダルが中古楽器屋の棚に気軽に並んでいる品ではない事くらいは理解していたので「本当に良いのかい」と訊ねた記憶があるが、関心を失うと一気に不要となるのも山田君らしい。

ファズ/オクターブファズ/スウェルと3つの機能を併せ持つ本機、スイッチも3つ搭載しており左から「ファズのオン/オフ」「オクターブファズ切替」「スウェル機能のオン/オフ」となる。スウェル機能はオクターブファズがオンの時のみ有効。
そしてコントロール系統は筐体横についているユニーク設計なのだが、どうもコントロール系統の表記が間違っている気がするんだよな。
左からVOL、TONE、TONE、SWELLとあるが右から2つ目のTONEは触ってみた感じ、歪み具合のような気が…。
調べてみるとほとんどのExperience Fuzzは左からVOL、TONE、SUSTAIN、SWELLというコントロールになっているようなのでまあ僕の手元にあるこれは表記間違いという事でほぼほぼ間違いないのではないか、と思う。勿論ハンドメイド系のアイテムなのでそういう仕様のブツがあってもおかしくはないのだが、何度グリグリ動かしてもトーンって感じの動き方じゃあないんだよな。
TONE改めSUSTAINは左に回しきるとほぼほぼクランチみたいなところまで歪み具合が落ちるし、表記通りのTONEコントロールは左に目一杯回すと想像していたよりもグッと低域寄りになるのでファズとしてのコントロール幅は結構広いのかもしれない。
SWELLはスウェル機能の調整という事なのだが、後述するスイッチを押してここを触っても音又は何かしらの要因が可変している実感がないんだよなあ。
あーでもないこーでもないと触っているとそもそもファズスイッチをオン/オフすると突然バイパス音が音出なくなったりするのでやっぱりこれ、調子悪いんだな。オン時に出ている音は格好良いしオクターブファズに切り替えた時のヒステリックな音色はたまらないものがある。ベースギターよりもギターの方が映えるのは明らかだけれども、ブレンダー通して思いっきりトーン上げ目で使ってみたい。それにしてもスウェル機能が使えないのはなあ。動画等でスウェル機能をチェックしてみると音の立ち上がりが遅くなったり音が絶妙に揺らいだりする素敵機能なようなのだが、是非試してみたいので時期をみて修理に出して完全に動作する状態にしてみたいと思う。

そして筐体上部のこの謎のイラスト、台紙を貼り付けてあるようなのだがそもそも最初からついていたのか前前オーナーが貼り付けたのか。
雰囲気があって格好良いからそのままにしているけれども、少なくともインターネットで検索しても同じような個体は見当たらないのでスイッチを一旦外して糊付けしたのかな。
そんなところも想像すると妙に楽しい。