足元再考を経て足元最高!となれば良いなと思いながら

夜な夜なベースギターを抱えてはパソコンに向き合って録音作業に励む日々が現在も継続中である。
進捗がないわけではない。複数曲録音しているのだ。
ベースラインを考える→弾く/録音→インターネットを用いてデータ送信→修正依頼→手直しする/録音→再度共有→「これでいきましょう!」→弾く/録音する→聴き直す→気になる箇所を修正/録音→データ送信→「これでいきましょう!」という流れを何度か経ている。
幸いにして自宅環境で録音出来るので自部屋でコツコツと作業を進める事が出来るのが有難いが「何を弾くか」=ベースラインも悩むけれども「どんな音で弾くか」=音作りも悩みどころである。
幸いにして「こういう音にして下さい」というオーダーもないので最大限自分の演奏能力を発揮出来るよう「いつも通りの音作り」で演奏に臨んでいるけれども、録音作業を繰り返しているとこの「いつも通りの音作り」にもふと疑問を持つ事がある。
これで良いのか、もっと良い音に出来るのではないか。

というわけで急遽コンパクトエフェクター類のセッティングを見直し。
音作りの再考と同時に「自分の中でそのペダルはどういう位置漬けなのか」を見つめ直す良い機会ともなった。
以下、今日の作業で得た/再認識した情報の備忘録。


・Fender THE BENDSは音の質感(適度なザラつき感)と適度なアタック感調整、そして勿論圧縮感を得る為に地味ながらも必要。
ないと弾けない!ではないけれども薄らと効果があるのでその程良さから外す事が出来ない。
『薄ら』の積み重ねで音作りは成り立つので「これぞコンプレッサー!(圧縮感マシマシ!)」みたいな使い方ではないけれどもかかっていた方が全体が整うペダルの1つ。

・EarthQuakerDevices Monarchは何ならサンズアンプと同じくらい大事。
ORAN〇Eのギターアンプのプリ部を意識した回路との事だが、EQをフラットにしてこれを通す事でレンジ感が丁度良くなり、ORAN〇Eっぽいカラッとした歪み感も得られる。あるとないでは大違い。
ちなみに18Vでも駆動するとメーカーサイトにも記載が有。試してみたところ音量アップとレンジが広がる手応えがあったが僕の用途だと好みは9V駆動。かつTHE BENDSとの接続順を前後させてどの位置がベストか再考したけれども、これもコンプレッサーより後でかけた方がアタックに引っ掛ってくる「バゴンッ」が活きる。コンプレッサーの後段でかけた方が好みと判断。

・近頃見直しまくっていた、というか「本当にこれで良いのか」と向き合っていたSANSAMP BASS DRIVER D.I v2の設定だが、やはり不動。
SANSAMPで低域を動かすと2026年現在の音作りの嗜好としてどうにもモッサリ感を感じてしまう。僕の音作りの唯一といっても良い程の主張としてのアタック感とそれについてくる低域の量感が崩れるのでここでは音のキャラクターの方向性を決定付ける形で常時オンでいて欲しい。細かい微調整、以前は割とSANSAMPでやっていた記憶があるが音の嗜好はつくづく変わるものよ。SANSAMPのセッティングを変える時が来るとすれば時の流れとともに自らの音の嗜好が変わる時であろう。
これまでがそうであったように。

・EarthQuakerDevices ToneJob、最後段でMonarchとSANSAMPで決定付けた音のキャラクターの微調整。癖がないというか特性的に辺な効き方をしないのでペダルボードの最後段で音を整えるには最適なペダルである。
バンドや現場又は環境、その日のバイオリズムによって動かしたり調整するEQは実際ここのみと考えた方が音作りの迷路に入り込まずに済みそうである。さて自分の嗜好、アンサンブルの中でのベースギターのアタックの立体感的な観点での前後関係に於いてToneJobでのMid=1kHzは割とガッツリブーストするのがずっとトレンドだったのだけれども、ここ最近ではアタックが立ち過ぎる事と低域の量感不足を感じるようになってきた事からブースト具合を見直し始めている。
BassをMidに合わせてブーストするEQも試したのだが、Midのブースト具合を加減(少なめにするという事)する事で結果的にギンギンガンガンし過ぎずに低域の量感を伴った前に迫り出してくるアタック感の実現が出来た。
尤もToneJobのBassコントロールで触れる低域、僕にとっては丁度良いところがブースト/カット出来るので積極的に触りたい気持ちもあるのだが。
日によってはToneJobのセッティングをオールフラットでも良いのでは(アウトプットレベルの微調整の為にオンにはする。EQオールフラットでもオンにすると音がちょっと元気になる手応えがあるのがToneJobの凄いところだ)とさえ思える。
極めて薄口、かつ自然に出音を整えてくれるEQがペダルボードの最後段にあるというのは安心感がある。

手持ちのペダル(常時オンシリーズ)の役割が明確になってくると「あれもこれも」見直したくなるけれども、今はその時ではないと判断。さあ作業作業!