今回で製作アイテムとしては4作品目となったPedalMeeting(過去の回についてはこの日記とかこの日記とかこの日記とか)。
今回は新川さんの「メタルディストーションに何かヤバい要素加えたの、出来ないっすかね」という小池さんへの投げかけに小池さんが全身全霊で応えた形となった。
ELECTROGRAVEの名を全国に、いや世界に広げた作品だと僕は勝手に思っているのだけど、あの素晴らしいRIPPER FUZZをRIPPERたらしめている「完全な無音」機構をメタルディストーションに加えたものが今回のテーマ。
メタルディストーション部はBOSSで一番売れてるんじゃないのってくらい皆一度は通っているMT-2、Metal Zoneを小池さんが再構築したものだ。RIPPER機能搭載のMetal Zone。これがヤバくないはずがない。
だがヤバいのは製作物としてのクオリティの高さだけではなく、製作難易度も過去最高レベルも、だったのではないだろうか。
当初「いつも通りやると合宿レベルになってしまう」と懸念されたいたのだが、小池さんの進行上の工夫により製作所要時間は大幅に削減、制作難度も下がったのであった。
それでも部品点数は過去最高で、実際に製作中に燃え尽きそうになっている参加者の方もチラホラ。
我々のサポートはそういう瞬間のためにある、とばかりに張り切ったのだが、無事に参加者全員の音が出た時には手伝う側の僕でさえ達成感があった。
PedalMeetingは毎回、参加者の皆さんが集中するあまり場が完全に無声になる瞬間があり、そういう時に黙々と作業音だけが聞こえてくるのだが、僕はそういう瞬間が大好きだ。情熱の音がする。
今回も楽しい回となった。毎回感動があるよ。