titles主催『re:Creation』に参加してきた。

最近はMoNOSiRoのサポートでご一緒している近藤寛峰さんに「こんなんあるけど興味ある?」と声をかけて貰ってtitles主催『re:Creation』というイベントに参加してきた。
titlesは名古屋でもっとコンテンポラリーダンスを盛り上げようと設立された「ナゴコン」の方々から成るユニットで、コンテンポラリーダンスだけでなく音楽や絵画等、表現活動をする人達が分野を越えて集まったら面白い事になるんじゃないか、と企画されているとの事。
僕は恥ずかしながらコンテンポラリーという単語の意味さえピンとこないくらい疎い人だったもんだから、この日の参加は大変刺激的だった。
10時に名古屋市青少年交流プラザ ユースクエアに集合してまずは軽く打ち合わせ。
この日はユーリ・ノルシュテインというロシアの映像作家の『Tale of Tales』という作品を観て皆で作品を作るという事で、まずはその映像作品を視聴。その後に各々が思った事をディスカッションして一緒に作る作品の作り方から探っていった。僕は割とこう、感覚も別に鋭敏でないし特別センシティヴでもないもんだから話をしたり聞きながら「この人の着眼点は面白いな」とか「この人はリーダーシップを持っている人だな」とかそういうのが面白かった。やっぱり人が一番興味深いな、と思う。いきなりはじめましての人達の中に飛び込んでいったもんだからそれはそれは目まぐるしい思いをしたけれど(笑)。
さて、方向性も決まったので昼休憩を挟んだり演奏出来る環境を立ち上げたりしながら時間を過ごす。つくづくこういう見知らぬ環境に飛び込んだ際に痛感するのは僕という人間が如何に引っ込み思案かという事と、演奏とそれを披露するという行為が僕のコミュニケーションとして大きな役割を果たしているか、という事だ。
そりゃあ演奏する人だもんな、演奏行動が何でもないわけはないけれども、話すよりもよっぽど一緒に何かを作る方が打ち解ける。この日も作品を作りながら「この人はこういう人なのかな」とか「この人はこういうところがあるんだな」とか、そんな風に思ったりした。コンテンポラリーダンスは大変興味深い。この日触れた数時間でも面白い、と思ったので今後は色々と覗きに出かけてみようか、とも思っている。

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ユースクエアのプレイルームはわりかし大きなベースアンプがレンタル機材として常設してあった。
うん、サウンド良し。コンプレッサーを深くかけるとベースギター本体を弾かずとも色々な音を出す事が出来て面白い。楽器そのものの表現力をさらに拡張、深化させる事が出来る。
本番が一番楽しく演奏する事が出来た。
ジャンル分けって別にする意味はないのでは、とか色々な面白い人と出会いたいなと常日頃から思っているだけにこういう催しには今後も積極的に参加していきたいと思う。

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