レコーディングしてきた

2016_10_02_002
今日はサポートしているMoNoSiRoのレコーディングだった。
MoNoSiRoは金森君が現在唯一の正規メンバーで金森君のソロプロジェクトのようになっているけれど、元々は彼が他人と音楽を作る事を前提に立ち上げたバンドである。金森君とは白線の内側でここ最近はずっと一緒にやっているから彼のプロジェクトをサポートするっていう感覚自体がもうない、というか彼と音楽を作る事が自然な事になってきている、良い意味で。でもそこはやっぱりサポート、しっかりとやらないといけないという責任感だけは持っていたい。いや勿論正式メンバーであるからそれがなくて良いって意味ではなくて、責任感の性質が違うという話である。
尤も、随分と僕という演奏者を尊重して貰っての参加なのでストレスなんてものもなくて彼から強いられる責任感みたいなものも僕は微塵も感じていないのだけれども。
体は前夜の演奏、ならびにいつの間に痛めたのか腰がどこかに打ち付けたように痛んでおりボロボロのていではあったがクリエイティビティは高くやる気満々でスタジオ入り。

しかし機材トラブルでなかなか録音作業に入る事が出来ない。
まあ、これも時々ある事。幸いな事に最近参加したレコーディングでは自分のバンド、人のお手伝い含めそのほとんどが演奏でドン詰まる事はなくテイク数少なめで作業を終える事が出来ているので、その作業時間の半分くらいは実は待機時間だったりする。
待機時間をストレスなく(かつ周りにストレスを与えずに)過ごす事が出来るのは演奏者として以前に人間として楽しく生きる必要条件な気がする。話が大きくなり過ぎた、いっけねえ。
この頃では珍しいくらいエフェクターを少なめにして録音作業に臨んだのだけれども(録音中は実に歪みとしてBOSS BB-1Xを、プリアンプとしてサンズアンプを使っただけであった)、やっぱり素の音が良くないとどれだけ音をいじっても面白くない、というか旨味がない音になるんだなあと痛感。愛用のSBV、バランスの良い扱い易い楽器だと再認識。

本日録音に臨んだのは2曲。
うち一曲は日を改めてプレシジョンベースで録ってみようという事になり本日は実質一曲をサクッと録って終わった。
レコーディングでは毎回プレイバックを聴いて「うわあ」って気持ちに何回か、なる。
もっと練習しようと思う。いやはや。

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