2024年の演奏納めとこの日のペダルボードについて。

2023年の演奏納めは仕事納めの翌日。
去年の演奏納めと同じく、パイプカットマミヰズでの演奏@新栄CLUB ROCK’N’ROLLとなった。


この日使ったペダルボード。つまりpedalboard2023.12.30。
空間系セクション(今回はBOSS RV-6)はいつもEarthQuakerDevices Monarch後、サンズアンプ前に繋いでいたのだけれども今回からMonarch→サンズアンプ→空間系→EarthQuakerDevices ToneJobという接続順に変更。
レコーディング時、空間系って余程特殊なものでない限り何だかんだミックス時にエンジニア側でリバーブとかかけて貰う事の方が多いので「じゃあ試しにペダルボードでもそういう感じでプリアンプの後に空間系置いてみるか」と思ったのと、最終調節でEQ利かせた方が高域の煌びやかさとかレンジ感も調節出来るかな、という事で最後にToneJob。
ペダルの配置的にはよく踏むものを最前段に持ってきているので変更はないが、ペダルトレインの裏側でケーブルがあっちいったりこっちいったりしている。
実際にライブで運用してみて、演奏中にリバーブかけた時の残響具合というか高域の広がり感も素敵だった。もう少しこの感じでやってみようと思う。
新しく買ってこの日初めてライブで使ってみたEarthQuakerDevices Zoarはナイスなディストーション。スタジオ練習とか自宅で触ってみた感じだと特に突出して「良い!」とは思わなかったけれども、ライブハウスで大きな音量で鳴らした時に「あ、これ滅茶苦茶使いやすい奴だ」と思った。ピーキーでないディストーションとして使った。
BOSS ODB-3は音的には随分と尖ったブツなので最近あまり使っていなかったけれども、パイプカットマミヰズではその尖り具合が最高にハマッた。ZoarもODB-3も改めて備忘録を書きたいところ。

新栄CLUB ROCK’N’ROLL ホンダさんには母が入院している事はお伝えしていたので、先日亡くなった事をお話したのだがホンダさんの経験談からくる優しい言葉をかけて下さった。CLUB ROCK’N’ROLLはそれこそ20代の頃程ハイペースで出演するわけではないけれども、出演する度にホンダさんとするお話が音楽の話とかバンドの話とかでなく、人生の話である割合がどんどん増えてきている。
変化といえばCLUB ROCK’N’ROLLのステージでベース弾く頻度は明らかに減ったのに、音作りがバシッとキマるまでの時間は滅茶苦茶短くなったのは地味に嬉しい。
音の部分で書くのであれば井藤さんについて書かないわけにはいかない。流石井藤さん、外音の具合とかエフェクト具合もバッチリなのである。井藤さんはパイプカットマミヰズをずっとみているわけであるからあーだこーだいうわけじゃなし。ちなみにこの日は曲間で照明を使ったイジりもしてくれて、いやーあれは吉田君とCLUB ROCK’N’ROLLの重ねた年月を感じた。

吉田君の面白さも冴えて(最早スベッても面白いから最強なのでは)、良い演奏納めになったのではないかと思う。
運動量不足で興奮に左手がついてこなくなり、終いには右手も力み過ぎて大変な事になってしまった。鍛え直す必要がある。
演奏後、そのまま妻の父方の実家に向かう事になっていたのでお先に失礼。大変バタバタと家に戻ったのであった。