料理も音作りも慎重に。

名古屋は雪が降っている。
本日は本当に有難く尊い、否、尊過ぎてたまらない有給休暇である。母の相続手続き等々で若干出掛ける予定があったものの全て午前の早い時間で終わらせる事が出来たので、そのまま帰るのもなあと思い立ち普段なかなか行けない距離のブックオフに車で行ってきた。雪が降っているものの路面が凍っていないのではしゃぐ事もまだ、出来る。
中川区のブックオフは所謂「ブックオフバザール」であり玩具や衣類、楽器まで販売している。楽器はめぼしいものはなかったけれども、アメコミで出物があったので購入。というかアメコミが結構充実していたな、あそこ。

帰宅して家系ラーメン屋でトッピングで食べる事が出来る『もやキャベ』が食べたくなり、作る。
店に行けば良いじゃんとも思うけれども、現在ダイエット中の身故、野菜だけで我慢する。というか思考まで『ダイエットを始めたよ』モードになっているのか「野菜しか食べたくない」。
水を大匙1.5、醤油を大匙1、顆粒鶏ガラ粉末を小匙1、酢を小匙1/5程、砂糖も小匙1入れなければならなかったのだけれどもぶっちゃけこれは忘れた。これを電子レンジ600Wで1分チン。チンし終わったらそこに適量の辣油と胡麻油とおろしにんにくを入れて混ぜる。それをキャベツともやし適量を電子レンジ600Wで2分30秒チンしたものにかければ出来上がりという何とも手軽な料理。
これが馬鹿にならない美味しさ。コンビニで売ってる千切りキャベツともやし一袋、これを合わせたものが速攻でなくなった。
気分はラーメン屋、だ。

昨夜の日記の続き。
ペダルボードを組む際の接続順について思いを巡らせた後、持ち込んだペダルをちょっぴり歪むようにチューニングしたMonarchの後に重ね掛けして(Monarchは常時オンであるからして、つまり=僕の中ではクリーンの状態)音を楽しんだ。
MASF PEDALSのKidnapperがこれまた大音量で鳴らすとべらぼうに良くて「これ一台だけで何て多種多様なノイズが出やがるんだ、化物か…ッ!」と感じ入りながら弾いたり止めたり、グリッチノイズとハウリングノイズの間を行ったり来たりするような演奏を楽しみつつ、気がつけば1時間の個人練習も半ばを過ぎており(本当にKidnapper=誘拐犯である)慌てて繋ぎ変えたのがこれ。


EarthQuakerDevices Erupterである。
これとかこれとか最近(でもないか)兎に角買いまくっているEarthQuakerDevicesだが、先日行きつけの中古ペダル屋のSNSアカウントをチェックするとこれが中古で入荷した旨、発信されていたので店頭に覗きに行き、まだ在庫があったので購入。
いつかは欲しかったワンノブファズである。同じタイミングでAcapulco Goldも入荷していたのだけれどもノブのサイズが違うんだねこの2つ。Erupterの方がノブが小さい。
とはいえやはりワンノブのインパクトが凄い。トランジスタにかける電圧(こういうのは疎いので詳しくはわからぬ、すまぬ)をこの目立つノブ=Biasで調節するのみというシンプル極まりないコントロールなのだが、センタークリックである12時より左に回すとゲートのかかったような、ブッ太くそれでいて毛羽立ちも十二分に感じられるトーンになり、右に回すとサスティーンが伸び同時に音量も上がってくる。
12時がEarthQuakerDevicesのドン、Jamie Stillman氏が「最適!」と判断したバイアス値になっているとの事。
どの位置にしても太い音がするし、低音がしっかりついてくる。変にピーキーでなくて割と扱いやすい印象のファズである。

で、購入する時に店員ヒラシマ氏(ヒラシマ君は本当に僕をくすぐるのが巧いナイスガイだ)から教えて貰ったのだけれども、写真1枚目がEarthQuakerDevicesのwebで公開されているErupterの内部基盤。2枚目の写真が今回僕が購入したErupterの内部基盤。
おわかり頂けるだろうか、内部トリマーが2つ程多いのだ。基盤の様子から推測するに、改造品でもなさそうである。
内部トリマーの横にはそれぞれ基盤上に「Level」「BiasAdjust」BiasFine」と書かれている。
基盤に記された製造年はどちらの基盤も「2017」である。同じ2017年なのに、仕様変更だろうか?
Levelは兎も角、Bias~の2つは怖くてまだ触れていない。
一体なんだろうなあ。