「無残やな 兜の下の きりぎりす」解説

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今日の画像は新発売のギターを弾く山田君。このギター、ボディがない。立奏用、座奏用それぞれのアタッチメントを取り付けて演奏するのだが、流石に「ギターはサンプラーみたいなものだ」と言い放ち変わり種のギターを愛用する山田君でも戸惑っていた。

アルバム発売を自ら記念すべき日にせんと自主企画を挙行する事と相成った。出演はぐしゃ人間(東京)、モーモールルギャバン(大阪)、JONNY、そして我々不完全密室殺人である。


ぐしゃ人間
ぐしゃ人間の存在を知り、ディスクユニオンでCDを購入、そのプログレかつヘヴィでメタルの気配もする音楽に驚嘆したのは去年の夏。myspaceのフレンド申請が契機となってご本人達と接点が出来たのだが、こうして自主企画に招待できるのは本当に嬉しい。我々が東京に遠征した折も遊びに来て下さったり、山田君が叩き折ったギターのネックをご本人達が自主企画で使ったりとある意味交流はあったのだが共演するのは初めてだ。
独特の世界観を有するバンドなのは間違いなく、観たいと思っていた方も多いのではないだろうか。

モーモールルギャバン
モーモールルギャバンは初の大阪遠征で共演した。関西には良い意味で変わったバンドが多いと聞くが、モーモールルギャバンのポップな演奏ながらもパンツ一丁だったり、そもそもあまり類を見ないドラムボーカルであったりする点は大阪遠征で出会った大きな衝撃だった。こいつぁ名古屋でもウケるんじゃなかろうか、と思ったらやっぱり最近評判が良い。
そりゃあそうだ。ポップでキャッチーで変態で、でもどこか切ない。そんなモーモールルギャバンを楽しみにしていて下さい。

JONNY
JONNYはドラムの野々垣氏が練習で使っていたスタジオでバイトしていた事から交流が始まった。07-08年の新栄クラブロックンロールカウントダウンパーティーで初共演。ヱヴァンゲリオンのコスプレをしたボーカルみおさんは尋常ならざるオーラを発散していた。イベントに呼んで貰ったりレコーディングに参加して貰ったり共演したりするうちにこんなに仲良くなりました。クリムゾンばかり聴いて複雑な曲展開に耽溺していた僕に、シンプルでも良い曲は良い、と教えてくれたバンドです。

そんな3バンドを招待して挙行される自主企画「無残やな 兜の下の きりぎりす」。招待するからには自分達がプレッシャーを感じるくらい良いバンドを、と思っていたけれど、こうして出演バンドを見てみると面白くて良いバンドが揃ったと確信できる。

本当に沢山の方に観て頂きたいので今後も書いてしまうだろうけれど、8月29日は新栄クラブロックンロールに是非お越しください。

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