『その男たち、凶暴につき』

続・我が逃走

実に一月半もの間「復活する」とだけ言っておいて正式なアナウンスすらもせずに、不完全密室殺人のHPはその更新を停止していました。ひとえにこれはバンド側の原因であります。しかし詳細が決まり次第、可及的速やかに情報を開示した、この事だけは信じて頂きたい。結局、イベント名やタイムテーブル等、諸々決められなかったので正式な告知が遅れたと、そういう次第。

さて不完全密室殺人、11月7日のこの日を以ってその活動を再開します。

活動を休止したのが2月の事。左腕をへし折って代打で山腰君(ザ・フロイト)にベース演奏をお願いしましたがあれが不完全密室殺人というバンドとしては最後の動き。あれ以降それぞれの生活、人生、それぞれの音楽活動に一生懸命になっていました。定期的に集まったり連絡を取り合ったりはしていたものの、正直に申し上げて練習する暇さえない程お互いにスケジュールが噛み合わなかった状態でありました。

そんな中でもメンバーが満場一致で「やろう」と思い、その意思が噛み合った事だけをとっかかりに企画を挙行する事になり、そして今こうしてその企画について正式にアナウンス出来る事をバンドの一構成員として、そしてスポークスマンとして大変嬉しく思います。

2010/11/07(日)

新栄CLUB ROCK’N’ROLL
不完全密室殺人企画
「その男たち、凶暴につき」


出演:
ザ・フロイト

太平洋不知火楽団(東京)

不完全密室殺人

OPEN 18:00/START 18:30
\2000/\2300 (without 1D\500)


久しぶりの企画、しかも活動再開一発目という事で今回は我々にとって縁とゆかりの深い、そしてイベント名に嘘偽りのない2バンドをご招待しました。

ザ・フロイト、こういう言い方はナンですが名古屋でライバルという存在を定義するなれば、それは彼ら以外は在り得ないと思っています。盟友でも強敵(とも)でも何でもいい、兎に角名古屋に於いて彼らという存在は我々にとって非常に嬉しく、心強く、そして刺激され、奮い立たされる存在なのです。

彼らも我々より少し後に活動休止。只今現在沈黙を保ったままですが我々のオファーに応えてこの日は出張ってくれます。去年の9月11日、7激闘を繰り広げた新栄CLUB R&Rで、再び相見えます。君達がゴジラなら僕らはメカゴジラ、君達がサンダなら僕達はガイラ、君達が横溝なら僕達は乱歩、君達がルパンなら僕達は銭型、君達がああもういいや。名古屋のワイルドサイドをともに歩いた、誇り高きはぐれ者同士、そろそろ、白黒つけようじゃあないか。

太平洋不知火楽団、我々の東京での盟友、そして僕が個人的にも執拗につけ狙っているバンドです。僕のバンド活動に私情が混ざる数少ない時があるとしたら、それは太平洋不知火楽団の存在がそこに在る時です。ザ・フロイトのサポートを通じて知り合ったこのバンド、その後不完全~も混ぜて貰って再会する事が出来ました。我々が活動休止をしている間にもその胸にクる音楽、凄まじいパフォーマンスで着々と活躍の場を広げています。

不完全密室殺人の活動再開、実は陰の立役者は太平洋~のベーシスト 大内貴博君その人です。彼がいなかったらここまで短期間の(当初の予定ではもっとゆっくりお休みするはずだったのです、我々)休止期間ではすまなかったかもしれない。彼の友人としての言葉、バンドマンとしての叱咤に僕がどれだけ励まされたか。

JONNYでもパイプカットマミヰズでも闘いました。でもな、そろそろ決着をつけようじゃあないか。それに相応しい場を用意させて貰ったぞ!


嗚呼、愉しい!

告知は毎回愉しくしているし(情熱を持って作り上げているイベントだもの、そりゃそうだろう)、今回に特別力を入れているとかそういうわけではないけれどもこの告知、物凄く愉しいぞ。

このブログを読んで下さっている皆様方よ、そして読んでいない皆様方よ、11月7日は新栄に集い給え。我々は、我々の有する最大の力を振り絞って我々に出来る最凶の演奏を我々にとって最適のシチュエーションで我々にとって最高の熱量を維持したまま完逐するつもりだ。


バンドマンの誇りと意地を見せてやる。

口が裂ける程笑わせてやる。

汗と涙と鼻水と吐瀉物にまみれた、凄まじい死闘を見せてやる。


皆様方、是非お集まり下さい!

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