『煮玉子』と『白菜のシャクシャクサラダ』

3月も折り返し地点を過ぎた。

世の中は大量の花粉で溢れているようで、鼻をすすっている友人、くしゃみをしている友人、マスクをしている友人に会っては「花粉症?」と訊くのが最早条件反射のようになってきた。

一方僕はといえば体が鈍感なのか、それとも抵抗力があるのか、どうやら今年の花粉量も僕のキャパシティの中に収まってくれたようだ。

さて、最近興味を抱いている事といえば専ら『料理』である。

『男の料理』なる本を読んでみたり簡単な料理から手をつけたり、料理経験ゼロ(勘でラーメンを作った 事くらいはあったか、そういえば)の素人料理人を気取っているのである。

人生で初めて作ってみた味噌汁は、出汁も出汁のもとを使って味噌の量さえ気をつければ無難においしくなるはずだのにやたら塩っ辛く、乾燥わかめのもどし方すら僕は知らなかった。

味噌汁が煮える頃にはつくづく過去24年間の怠けを痛感した次第だ。

次に神田家にて白菜のシャクシャクサラダに煮玉子に挑戦した。

これがなかなか旨くできた。特に煮玉子は好評で僕自身大いに気を良くした。実際、なかなか旨かったと思う。

続・我が逃走-CA390423.JPG
煮ている最中。
断面の写真を撮影していないのが悔やまれる。

これを『料理』というのか『仕込み』というのか判然としないが、とにかく何かしらの『旨いもの』を自分自身の手で作り上げたという達成感。これは得もいえぬ感動がある。作っている最中の緊張感、自分の芯がピンと張り詰める心地良い集中力、そして「旨い!」という言葉を貰った瞬間の満足感。勿論自分で食べた瞬間の楽しさも付随する。

料理という奴はかくも楽しいものだったか。

少しずつレパートリーを増やしていけたら、と思う。

とりあえず煮玉子は一日つけたもの、二日つけたもの、三日・・・とどのタイミングが一番美味しいか研究してみる価値がある。


『煮玉子』の覚書

・沸騰したお湯に塩をひとつまみ入れ、玉子をそうっと入れる。

・6分半~7分ゆでる(これで黄身が半熟になる)。

・ゆでながらみりんと醤油を1:1の比率で混ぜ合わせる。砂糖を少々。

・玉子の殻を剥いたらビニール袋に先程作ったつけダレを流し込み、全体が満遍なく漬かるように留意しながら玉子を投入する。

・今回は一時間漬けた後、鍋でつけダレもろとも少し煮込んだ(この時黄身が固まってしまった可能性がある)。

『白菜のシャクシャクサラダ』の覚書

・白菜をザックザク切る

・塩こんぶと白ごま油を混ぜ合わせ、醤油で味を調える。比率は適当。

・白菜にかける。

コメント

  1. モリゾー。 より:

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    白菜のサラダ旨そう…やってみる!

    そして驚いたのは、沸騰した湯に卵を入れちゃうの!
    殻にヒビが入らないですか?
    ヒビが入った時オカンに聞いたら、
    「水から入れるのよ」
    と言われたもの。
    でも煮卵も旨そう。

  2. sakura-shock より:

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    殻にヒビが入りにくくするコツで湯に少し酢を入れる
    という方法があります

    お試しあれ

  3. ハラマサ より:

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    煮玉子の味付けですが、ソウメンのつゆなどで使う和風だしをそのままビニール袋に入れてもおいしいですよ。
    時間は一時間から一時間半くらいでいいと思います!