今池遊覧音楽祭に出演した話。

世間一般的には本日GW最終日。
だが舟橋は有給休暇を申請したので明日もお休み!イヤッフウ!というわけでこんな時間(現在24:25)だけどブログ書いちゃう。
しかし最近いかんなあ、何か特別な事がないとブログを書かなくなっている。一因としてわりかし結構慌ただしく動いているっていうのがあるのだけれども、それでも何をして忙しかったのか、とか細かく書いていかないとどんどん忘れていってしまうから日記の意味がない。いかんいかん。

5月5日は父親の誕生日。お父さんお誕生日おめでとう。言葉でわりかし伝えておりますが、本当に感謝しています。僕の人生に絶大な影響を与えた男性の一人。しかし年齢を重ねたけれども昔から容貌は変わらないね。白髪が増えたくらい。アクティヴさも変わらないし、仕事の出勤頻度が変わった今でもアクティヴに出歩くところを見ると父親からそういうところを受け継いだのかな、だなんて思う。
そして5日、本日は今池一体のライブハウスが連携して行なったサーキットフェス『今池遊覧音楽祭』に犬栓耳畜生とsuper idol groupで出演。
10時からsuper idol groupの練習が入っていたので少しだけ早起きして楽器担いでスタジオへ。
練習が終わると自転車で一度家へ帰宅。その後犬栓耳畜生の会場入り(先程練習したスタジオの2階が犬栓耳畜生での演奏会場、SECOND VISIONだった。自宅より自転車で5分)の時間にあわせて自宅を出る。
今池一帯のライブハウスが会場、という事は自宅から5~10分で会場に到着出来るという事だ。これ幸いと犬栓耳畜生の演奏が終わるとすぐさま自宅に戻り楽器を置き、そのままライブ観戦を楽しみ(今まではなかなか他の会場を観に行ったり出来ていなかったサーキットフェスだが、今回は幾つか演奏を拝見する事が出来た。鈴木実貴子ズはとてもとても素晴らしい演奏をしていた。僕はね、涙腺が開いたよ。今まで観た中でも一番グッとくるライブだったぜ鈴木実貴子ズ。毎回グッときてるけど。あと市川先輩に誘われて観に行ったSOUTH BOUNDというバンドが格好良かった。沖縄民謡を重たいアレンジで演奏しているのだけれども、演奏が質実剛健ながらきっちり三味線が聴こえてきて大変踊れる。ドラマー氏とは別にパーカッションを担当する市川先輩も半分フロントマンみたいな存在感でとても効いてた。観れて良かった。というわけで長いかっこの中、おしまい)、super idol groupの入り時間が近づくと自宅に戻り犬栓耳畜生とは違う楽器を用意してギグケース担いで会場入り。これは今池が会場だから出来る事ですね。お陰で楽器の置き場所に困る事もなく、犬栓耳畜生の演奏ではやかましい音のするエフェクターとSBVを、super idol groupの演奏では歪みを沢山とプレシジョンベースを持ち込む事が出来た。凄い贅沢!

犬栓耳畜生は朝一番の演奏にも関わらず多くの人が会場に来て下さって有難うございました。
今回は炭酸BOSS指揮の下、ジョン・ゾーンのコブラを意識したルールのある即興演奏を行った。最初にカードを引いて得たカードを演奏中に行使、演奏者はそのカードに書かれている指示を意識して演奏しなければならない、というもの。
演奏の半分以上はカードの影響が及ばない即興演奏だったわけなのだけれども、色々と時間と演奏を重ねてきたバンドの変化を感じる演奏だったな、と思う。僕もかつてなくベースギターを意識的に凶悪に鳴らす事が出来た。今までは周りで鳴っている音に良くも悪くも捕らわれていたのだけれども今回は変な意識をせず、そうだな、例えばビルの絵があったとするでしょう、今までは「何階建てなのかな、窓は幾つあるのかな」と意識して絵を見ていたのが今回は「このビル格好良いな」という視点で見れたような、そんな演奏中の意識の変化を感じた。それは心地良いものだった、と記録しておく。
この日の演奏もCD化されるはずです。

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super idol group フジワラ君の背後にて「そもそもこの立ち位置がオルタナっぽいよね、リードギターの後ろってのがさ」と張り切ってベースギターを弾く私。

super idol groupはもう衝動そのもの。舟橋大いに猛り狂った。演奏の精度でいったら「...」な部分もあるけれども、それでもそこを補ってあまりある気骨を見せつける事が出来たんじゃあないか、とそんな風にご自慢に思っている。
会場となった得三での演奏は随分と久しぶりだったのだが、いやはや、あんなに大きな音出したの初めてかもしれんよ。プレシジョンべースはSBVと比べるとボディが大きくて弾きながらまな板抱えているような気持ちになる時もあるんだけど、バコンバコンいうアタックと周りがどんな音だろうが馴染む気はねえよとでもいうような音の佇まいがとても良い。ピッキングを力み過ぎても低音が削がれるし、力を抜きすぎても音がショボくなる点も面白い。
初見の方からも喝采を頂いて、4人のナンバーガールを青春時代に愛した男達は大いに気を良くしたという。

いやあ、楽しかったなあ今池遊覧音楽祭!
大いに楽しんだ。
明日も演奏である。今日の演奏とはまた違った環境、違った目的の演奏だ。こんなに楽しい事があるか。

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