仕事が終わって30分後には演奏開始した話


昨夜は池下UPSETにて行われた「やったぜ!ノム杯」にパイプカツトマミヰズで出演。
転換開始予定時刻が20時20分、池下UPSETから一駅離れた職場にて仕事が終わるのが20時ジャスト。ここ数日のタイム測定では仕事を終えて全力で着替えて全力で自転車を漕ぎ、全力で帰宅すると20時10分。自宅から池下UPSETまで全力で自転車を漕げばかかって2分。
ギリギリ間に合う算段である。だがしかし、もし少しでもイベントがまきで進行すると転換に間に合わない可能性がある。
仕事が長引いたら?雨が降って自転車に乗れる状況ではなかったか?
その他の様々な可能性を検討して「ひょっとしたら」の事態を想定して前夜から動いた。
とは言え「先に始めてて」とメンバーに告げ、アンプヘッドを託したくらいだったのだけれども。

それでも間に合った、間に合ったのだ。イベントの進行は若干おしていた。
ライブが出来るぞ、というその興奮のまま演奏開始。ここ最近のパイプカツトマミヰズは良い意味でどんどん”適当に”なっている。
細かい段取りや打ち合わせをしない方が面白いとバンド全体がそう思っているのだろう。
凝った演出は出来ないにしても、演奏の中身が変わるわけじゃなし、それに不確定の方が結果的に面白くなる事があるっていうのはバンド活動経験上、十二分に思い知っているのだ。
昨夜もそのポジティヴな意味での適当さが良い形で顕在化したのではないだろうか。ネガティヴな意味での適当さの顕在化は持ってきた音源の少なさとして顕れたのだが。
それでもステージの上で片付けながら「音源残り2枚でーす!」と物販ブースから聞こえてきた声に続いて「完売しました有難うございましたー!!」と聞こえてきた時には思わず笑みがこぼれたが。
僕達、数枚の音源ならすぐに売れるようなライブが出来るようにはなったようだ。
ごめんなさいごめんなさい、次はもっと沢山用意しますね!

この日のボランティアキーボーディストは星野ゆりちゃん。演奏終了後に楽屋で頬を上気させながら「楽しかったー!」と言っている様があまりにもアレだったので一枚写真を撮った。個人的には会心の出来。エロかろう!

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